中国生活で困った紙問題。生活に密着しているトイレットペーパーが日本のようにない場所が多いのです。中国語で「トイレットペーパー」は「卫生纸(wèi shēng zhǐ)」や「手纸(shǒu zhǐ)」と呼ばれます。

日本に帰国すると日本の公共機関の素晴らしさを改めて考えさせる、中国のトイレットペーパー事情をご紹介。

公共施設のトイレットペーパー普及が低い中国事情

中国生活で、すぐに気がつく日本と異なる点。それはトイレに行くとトイレットペーパーが置いていない点。以下はワタシの経験上の話しですが、公共の施設を含めてトイレットペーパーの設置率です。

公共トイレは設置率0%。
大学のトイレは設置率0%。
地方長距離バスターミナルは設置率0%。
工場構内は設置率半々。
オフィスビルは設置率半々。
百貨店は設置70%。
5つ星ホテルは設置率100%。
飛行場は設置率100%。

未だに上海の一部の公共トイレでは、昔なつかし、ニーハオトイレが健在ですので、トイレットペーパーの設置が公共トイレでされるのは、まだまだ先のことでしょう。

トイレにトイレットペーパーの設置が少ない驚きの理由

中国人に「どうしてトイレットペーパーを設置しないの?」の質問に対しての回答として設置しない理由のNo.1は、「全部盗んで持っていく人がいるから設置しないに決まってるじゃん」の回答。力説されてしまいました。

その為、中国でトイレットペーパーを設置している場合は、鍵付きでロールが収納されるフォルダーに備え付けられています。
中国のトイレットペーパー

それとある高級ホテルのように、ある程度のステイタスが保証されている人が多いような場所。

職場に自分専用のトイレットペーパーを常備

そんな中国トイレ事情。そのため会社のディスクには通常トイレで使う、ロール巻きのトイレットペッパーを常備している場合も。

常備のトイレットペーパーを持ってトイレに向かいます。自分用と分かるように”王”や”李”と名前を書いている場合も。

今でも手放せないポケットティッシュは必ず常備

ワタシも中国生活が始まって、ポケットティッシュは手放せなくなりました。最近は徐々に見かけなくなりましたが、公衆トイレの入り口には、窓口管理者がスタンバイ。

トイレ使用料0.2元、トイレットペッパーを要求すると更に0.3元など、費用を払ってトイレを使えるシステムでしたが、今は公衆トイレは無料、トイレットペーパーは購入と昔のままです。

コンビニエンスストアに行くと1元程度でポケットティッシュが購入できるので、中国滞在中は必ず何処かに忍ばせておくのをおススメします。

今日の振り返り!中国語発声

卫生纸 (wèi shēng zhǐ) トイレットペーパー

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