中国語を学習すると必ずつきまとう四声の音階。日本人の中国語学習者の最初に立ちはだかる、大きな壁ですね。日本語は中国語のように抑揚が少ないので日本人は一声、二声、三声、四声の練習は非常に大変です。

少しでも四声の音程を覚えるキッカケになればと思い、四声の発音方法をご紹介します。

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まずはおさらい一声から四声の説明から

中国語には4つの声調があります。

日本語では「花(はな)」と「鼻(はな)」、「橋(はし)」と「箸(はし)」「端(はし)」など、正確にいえばイントネーションが違いますが、細かく意識することはあまり無いと思います。

中国語はその辺、ビシッ!と違いがあります。

簡単に中国語の四声を分けると、一声は音を一定に保つ、二声は音を下から上に上げる、三声は音を一旦下げて途中から高く上げる、四声は音を上から低く下げる

四声の音階は「四声」というだけあって、4つの音階に分かれていると思いがちですが、実はちょっと違います!本当は5つの音階に分かれています。黒板に書いてみました。こんな感じです。
四声黒板

また日頃、発している日本語の音程と音量で、中国語の一声の発音の音階となる「音階五」をそのまま発声すると、二声を出す時に音を上げる事ができずに、一声に聞こえてしまう事が。

その為、中国語を話す場合は日本語の音程より、ほんの少し気持ちだけ音を下げて話す習慣を付けておきましょう。二声の抑揚が出しやすくなります。

高いキーのカラオケを歌う時に1オクターブ下げて歌いますよね?自分の音程と合わないと、高い音の発声が出来ません。この理論と同じです。

ただこれは私が自分で学習した際に思ってアレンジした事なので、全ての人に当てはまる分けではないので注意して下さいね。

四声をハッキリ伝えるポイント

ポイント1
日本語を発音する時より音を強く出すこと。
それも腹の底から、音を出しましょう。

ポイント2
日本語を発音する時より口を大きく広げて音を出すこと。
この二点は非常に重要です。

なぜ重要かというと、発する音が弱いと音の強弱が聞き取りにくくなるから。発声した音が何声なのか分かり難くなります。

音がブレることは、つまり音の波がブレること。音の波がブレてしまうと抑揚が分かり難くなります。

口を大きく広げるとその分、音のブレが少なくなり、相手に音程がクリアーに聞こえます。もしブレがあると二声なのか三声なのか、中国人は聞き取りにくいのです。

初めは自信がなく、おちょぼ口で発音のレッスンをするので、声調が伝わりにくい。伝わらないから声が弱々しくなる。口を小さくすぼめる、更に聞こえなくなる・・。

あぁ中国語ムズイ。。。シュン。こんな悪循環に陥ってしまいます。

少なくとも声は大きく元気よく!これ、中国語を伝える基本のテクニックです。嘘ではなく本当です。腹から声を出すので、体調も良くなるかも!

また発音レッスンの間は、あり得ない位に、ワザとらしい位に、口を大きく、音を大きく出すクセをつけましょう。

これにも理由が。あとあと普通に中国語を話す場合、レッスンの時のようにワザとらしく、口を大きく開けて話すことはありません。

しかし口を大きく開けて話すクセを付けることで、口の動きが習慣化し身につきます。そうすると普段使いの口の動きでも抑揚が丁度よい感じになります。

皆さん部活動でこんな経験は?本番で力を発揮するために、練習で何度も何度も繰り返し練習をする。テニスやバッティングの素振りを何千回する理由は?吹奏楽部で何度も同じ歌をレッスンする理由は?

基本の型を練習して、いざと言う時でも自然に出せるようにするため。声調も同じです。型を強調して、繰り返すことで自分なりの方を完成させましょう。

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波紋付き。一声から四声の具体的な音出しイメージ

中国語の発音、一声

ターザンの叫び声!「アーアーアーーーー!!」
もしくは、悟空の「かめはめ波ーー!」の”波”。
アンパンマンの「アーーーンパンチ!」の”アーー”
声を伸ばして出しましょう。
音のトーンを下げずに一定の音程で声をだす感じです。

音の波で見てみると、音が最初から最後まで一定なのが分かります。
a-1-音声

中国語の発音、二声

驚いた時に発する「ぇぇ”え”ーーー!」
先に目で確認するので声はちょっと小さめ、
次に驚きが続くので声が大きくなる。

ヤンキーが因縁をつけるとき。「ぁ”あ”ーー!おんどりゃー」の「ぁ”あ”ーー」
喉から出る空気の量が違うと思います。
徐々に空気の量が多くなり音も次第に大きくなります。
小から大へ(小>大)となっていく感じです。

音の波で見てみると、、、二声結構わかりづらいですね。(笑)
a-2-音声

一声と二声の音を重ねて見てみましょう。
一声が青、二声が赤です。
a-2-音声比較

二声は最後がポイント!一声に比べて、音がグンッ!と上がっています。ココが一番違うポイントですね。

中国語の発音、三声

何か失敗した、ちょんぼした。当たった万馬券をそのまま注ぎ込んで最後は惨敗・・・。

そんな時に漏れる声、「ぁ~あ!やっちゃった!」
「ぁ~あ!また失敗したの!?」「ぁ~あ!勿体無い!」
の「ぁ~あ!」

この「ぁ~あ!」の音は、ちょっと音が下がって、
その後は相手に強調を伝えるので、語尾が強くなると思います。
最初に出した音からちょっと下がって、音を上げる。こんな感じです。

音の波で見てみると、音が途中で小さくなり、徐々に大きくなるのが分かります。
a-3-音声

中国語の発音、四声

寒い冬にポッカポッカの温泉に浸かった時に、漏れる声。「あ”ぁ”ぁーー、極楽極楽・・」、最初は強めに音が出ますが、体を肩まで浸かると同時に声も縮まる気持ちよさ。

熱さをちょっと我慢して力んで出た音は、
初めの音が強く、そして弱くなります。
徐々に音が大から小へ(大>小)となっていく感じです。

音の波で見てみると、
音が最初の音から徐々に小さくなっているのが分かります。
a-4-音声

四声を覚える四声歌なる物を発見!

歌に合わせて覚えるものいいかもしれません。
中国語の四声歌

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最後にもう一度、四声のポイントをおさらい

先にも述べましたが、口の形は大きく、声も大きく。元気よく!

喉から音を出さずに、腹の底から出す感じ。必ず頭の隅に覚えておいて下さい。

三声の最初の下げる音は、わざとらしい位に音を下げましょう。音をワザと下げる癖をつけると、上げた音がそんなに高く上がっていなくても、あら不思議、上がったように聞こえます。

日本語にない抑揚をどうやって自分の物にするか。最初は難しいですが、ちょっとずつ訓練すれば必ず出来ます。

ゼロから始めた経験者が言うんです、間違いないですよ!教科書などに書いている事は基本形。自分なりの型を作る、こんな考え方も重要です。

人によって骨格はそれぞれ違います。そのため口の形は人によってそれぞれ違います。唇の形も違っていますし、歯並びだって違います。

その為、教材の説明は基本系です。基本形を意識して自分に合っているか?と、たまに意識を変えて振り返りながら訓練するのがいいと思います。

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