メルマガ会員からこんなコメントを貰ったのでご紹介。「中国から日本に観光に来ると現金ばかりで面倒みたいな記事を読んだのですが、中国ではどこまでキャッシュレスなんでしょうか?現金を全く使わない生活が想像出来ないのですが」

私も思います。「日本って不便」「クレジットカード使えば小銭不要でしょ」と言われそうですが、「個人間のお金の手渡し」が発生すると現金が必要ですし、財布がないと現金の持ち運びが面倒臭いです。

そこで一日の生活を通じて「何処まで現金が要らないか?」を調査してみました。

スポンサーリンク

中国で使われる電子マネーって?

中国電子マネーと言えば「WeChat Pay」「Alipay」の二種類が有名。これ以外に「WeChat」系列の「QQ钱包」という電子マネー等も存在。

この二種類はスマホを使った決済機能で、「銀聯カード(ぎんれんカード)」と呼ばれる銀行カードを使えば「デビット機能」が搭載されその場で決済が可能です。また「銀聯」はAPPをスマホに入れるとスマホ決済も対応。

「WeChat Pay」「Alipay」「銀聯」の三種類を使えば、基本的に現金不要で決済の対応が可能です。

さて、それでは日常生活にどのくらい電子マネーが浸透しているのか、ご紹介したいと思います!

公共交通の要、市民の足となる地下鉄・バスやタクシーでは?

基本的に現金での決済以外に「交通カード」と呼ばれる、日本でいう「Suica」や「ICOCA」と同じような交通カードがあり、
公共交通機関で使われています。

交通カードへのチャージは窓口での現金以外に、こんな機械を通じてチャージができます。チャージ方法は銀行カードや「Alipay」を通じてチャージが可能です。
交通カードチャージ機器

交通カードチャージ機

また上海では2月からチケットや交通カード不要のサービスも開始。スマホにアプリをインストールして行き先を指定すると、料金が表示されてチャージした電子マネーや直接「銀聯」や「Alipay」で決済完了。
地下鉄改札口もQR対応

関連記事「便利!上海地下鉄新サービス開始!

タクシーにはQRコードが取り付けられていて、「WeChat Pay」「Alipay」の二種類の決済の対応が可能。QRコードが付いていなくても心配ありません。

運転手に「微信支付(wēi xìn zhī fù)WeChatPay」「支付宝(zhī fù bǎo)Alipay」で決済したいと伝えると、運転手がスマホを取り出して「WeChat Pay」「Alipay」機能の、「個人間の送金機能」で支払いが完了します。

列車のチケット購入窓口も「WeChat Pay」「Alipay」対応済み。※中国は「微信支付」と「支付宝」と言わないと通じないのでご注意を。

バスは交通カードのみですが、先程の地下鉄駅でチャージしておくと、交通カード決済で完了です。

スポンサードサーチ

スーパーやコンビニ、ローカル市場での実態は?

大手スーパー・中小スーパー、日系コンビニ・中華系コンビニ含めて、小売業は「WeChat Pay」「Alipay」の両方もしくは何れかが対応済み。

ローカル市場の実態はどうか?というと、店舗にはQRコードがペタリと貼り付けられていて、自分のスマホをかざして決済が完了。
ローカル市場もQRコード決済

精肉や海鮮などを扱う店舗から「汚れの付いたお釣り」をもらうのに抵抗があるという方もいると思いますが、電子マネーだと受け渡しが発生しないので便利です。

また店舗のドアには「WeChat」情報が表示され、店舗利用の案内をアナウンスしています。
店舗ドアのQR案内

屋台や路上販売だったらどーだ!

前回路上で販売していたお菓子を購入した際に、販売していたスタッフもQRコードを準備。コチラからスキャンをすれば決済が完了。参考記事「新旧ツールが入り交じるカオス中国の現状。

もしQRコードがない場合は、スタッフのスマホと自分のスマホ間で「個人送金」すれば完了。4月から「貼り付けQR決済」は一日あたりの限度額が500元に変更。

小腹がすいた時に使えそうな店舗前にもQRコード一覧。各種QRコードが並んで利用者が勝手にスキャンして支払います。
店舗もQRコード決済

各種類あるQRコード

自動販売機巨大画面表示で商品の中身は液晶表示。画面にQRコードが表示されてスマホでスキャンして購入が完了。「わざわざこんな巨大画面にしなくても。」と思いそうですよね。
QR付き自動販売機

小さい液晶画面タイプの自動販売機もありますが、この巨大液晶画面タイプだと購入者がいない場合は、コマーシャルが流れて広告配信をしています。

巨大な液晶画面の自動販売機

スポンサードサーチ

ECサイトでの支払い方法は?

中国で有名なECサイトと言えば「淘宝」や「京东」「淘宝」は「Alipay」を運営する「アリババ」、「京东」は「WeChatPay」を運営する「テンセント」が親会社。現金やクレジットカードよりも「電子マネー」決済が主流です。

レストランでも当然電子マネー決済

レストラン、殆どというか100%の確率で電子マネー対応です。そのため決済ではレジでスマホを提出しスキャンで完了。会社名義で決済する人は銀聯カードで決済が完了です。

年々現金の出番が少なくなっり、それとともに財布を広げることが少ない中国の日常生活。

これ以外にも前回紹介した「荷物預かり場所」や「シェア傘」などもQRコードスキャンの電子マネー決済。

文面でも少し触れましたが、4月からQR決済の限度額が500元に変更になります。

1)店舗準備のQRコードを自分のスマホでスキャン決済
2)自分のスマホにQRコードを表示して店舗がスキャン
この二種類が基本的な決済方法です。

全ての利用方法が500元に制限という事ではなく、1)の店舗準備のQRコードをスキャンする場合の決済限度額が500元に。

2)の自分のスマホにQRコードを表示して、
店舗側がスキャンする決済は限度額500元ではないのでご注意を。