昨夜のこと。ちょっと遅目の夕食をいつもの海鮮料理屋で済ませた時。

スタッフの食事休憩が始まりました。私の訪問が普段より遅めだったので、スタッフ食事会にバッティング。

数十人のスタッフが丸テーブルを取り囲み、大皿料理を先を競い合うように取り合います。オカズをお椀に山盛りに乗せ、白飯をガツガツ。

店のオーナーのお父さんから「一緒に食べるぞ!」とお誘い。「食事は済ませたし」と思ったのですが、折角なので席を移動して歓談の輪の中へ。お父様から赤ワインを勧められました。
みしみし中国語

みしみし中国語

中国のレストランのスタッフにはサービス、愛嬌という言葉は不適切。無いと言っていいでしょう。

ウエイターは決まった動きを、最低限繰り返すのが、中国式なのですが、挨拶を繰り返し、通いに通い、顔見知りになると、こんな感じでお誘いを受けることも。

このお父様70過ぎという事もあり、普通語が得意ではないので、話し言葉は舟山方言。そのため私との会話は分からない点も。

お父様もそれは自覚しているのですが、聞く分にはこちらの普通語は分かるので、関係が成立します。

ワインの乾杯を繰り返した時に、日本語知ってるぞ!と言いだしたかと思うと、「よし、よし」「み~しみし」と笑いながら言い始めました。周りの中国人も大爆笑。声に合わせて「よし、よし」「みしみし」大合唱。

「よしよし」は、抗日ドラマの悪代官的な日本軍人が、部下の成功や中国人の成敗の際に「よしよし」と頷くシーンが。

そんな場面で多用されるので、彼らには「よしよし」はメジャーな言葉。

「みしみし」は「もしもし」が訛ったのか、または日本人の挨拶と勘違いして中国人が覚えた言葉の一つ。カナリの確率で「ミシミシ、みーしみし」と、言われます。この単語もドラマの影響大のようです。

「それ日本語じゃないよ!」と言うと場がしらけそうなので、「そうそう、よく知ってるね!」と話を合わせますが、日本語を知らない中国人と会話をすると、こんな場面に出くわすことも。

中国人の間違った認識ですが、「みしみし」と「よしよし」は日本語と思っておきましょう。

今日の振り返り!中国語発声

错误 (cuò wù) 間違い

色んなミスに効果てきめん!間違えに使える表現。間違い、ミス【错】