一気に流行りを見せています。
これも何れ淘汰されると思われます。
日ごろ昼食で利用するビジネスフードコートのエリア。
ビジネスランチと聞こえはいいですが、
1フロアにプレートランチ、麺、ワンタン、餃子と
基本的に中華料理一色の場所。
このエリアに新店舗がオープンしていました。
木のカウンターと日本語が眩い日本食レストラン
提灯に書かれた店舗名は「虎林」
![中国人が開いた日本料理店](https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2018/02/20180129225953-400x300.jpg)
場所がら居酒屋ではなく定食的な食事が中心の構成ですが、
店舗に掛かってあったメニュー表には日本酒も置いているようです。
グイーッとメニューにズームイン。
さーモンフオクラ丼。・・・サーモンフォアグラ丼ね。
チーキン焼き丼。・・・チキン焼き丼、もしくは焼き鳥丼ね。
![誤った日本語メニュー](https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2018/02/20180129225939-400x300.jpg)
![誤った日本語メニュー](https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2018/02/20180129225944-400x300.jpg)
こんな感じの微妙な日本語が散りばめられた、
メニュー表がまだまだ存在しているとは。
日本へ渡航する中国人旅行客の楽しみの一つは日本食。
中国では深夜食堂や孤独のグルメが流行っていて、
中国国内でもちょっとした日本食ブームが到来。
そのため日本食材も以前に増して入手しやすくなったお陰で、
写真のようなナンチャッテ日本料理屋が、
竹の子のようににょきにょきオープン。
お寿司に使える冷凍食材もあるようで、
巻き寿司、ロール巻き、握りなど、
微妙なお寿司だけを提供している店舗も増えていっています。
日本食が流行ると一斉に店舗経営が開始。
そして扱う品はどこも基本的に同じでこれと言って差がない。
客を奪い合って最後は飽きられ自滅。という、
いつもの商売競争パターンになり兼ねませんが、
本当の日本食の味を知っている中国人は、
どんどん日本人が日頃通っている日本食屋に進出。
たまに日本食屋に足を運ぶと、以前は日本人比率が高かった店舗が、
いつの間にか大逆転し中国人の比率が高くなっている店舗も多いです。
日本食は中華料理に比べて油っこくなく、おしゃれな料理に見えるのか、
写真をWeChatのモーメンツにアップしたり、
中国人の受けは非常に良いのです。
中日関係が微妙な時はターゲットになった日本食レストランですが、
こうやって中国人に受け入れられ、良さを知ってもらえると、
日本人としても嬉しい限りです。
今日の振り返り!中国語発声
日本料理 (Rì běn liào lǐ) 日本料理
日本菜 (Rì běn cài) 日本料理