個人的にはこんなジョークは大好きです。
アナタはどうですか?意外と中国人もイカしています。

春節明けなのですが、まだシャッター通りと化している、
ご近所で見かけたこんな張り紙。
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财神提示
cái shén tí shì
福の神からのアドバイス。

闷声不响 发大财
mēn shēng bù xiǎng fā dà cái
息を殺して声を出さない方が大きな財を生む。

外环线内禁止燃放烟花爆竹
wài huán xiàn nèi jìn zhǐ rán fàng yān huā bào zhú
外環状線内は花火や爆竹を鳴らすのは禁止です。

春節前の記事で「今年の上海、爆竹禁止の垂れ幕」の紹介をしたのですが、
垂れ幕の一つ?店舗店主が自主的に張り紙を冗談半分で貼っていたようです。

福の神が言うには金が儲けたかったら、爆竹を鳴らさず大人しくしてね!とのこと。
本当は爆竹を鳴らず事で、邪気を払い、福を呼ぶために爆竹を鳴らす訳で
全く矛盾したことを書いているのです。
政府に対してのちょっとしたブラックジョークなのかも知れません。

今年の上海、本当に爆竹が鳴らずシーンとした休み期間でした。
これは本当に異常なことで、10年以上上海で生活している友人同士、
初めての経験だったねぇと驚く春節の出来事でした。

聞いて見るところによると、どうやら道路などには警察官を配備。
爆竹を鳴らす輩が現れないか警備をしていたという話しですし、
爆竹販売所・購入者・外環状線から市内への持込み・保管者を見かけた場合、
通報したら報奨金をだすなどの話しもあったのだとか。

他人が他人を監視しあう。余り喜ばしい話しではありませんが、
最も効果的な監視方法なのかも知れません。心は休まりませんがね。
効果も高かったようで、我が家のご近所では音は一切鳴らず。

花火に乗じてテロがあったら困りますしね。
特に今年はそんな事も注意事項の一つだったのかもしれません。

上海人からすると「鳴らしすぎて問題なのは解るけど、
一切鳴らないのも少々寂しいよね・・・中国の文化だしさ」との事でした。
さて来年も同じく鳴らずの春節なのか!今から少し見ものです。

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