メールは仕事やプライベートでも、
一般的に利用するデジタルツールの一つですが、
中国人と仕事でメールのやり取りを始めた時に、
はてっ?という表現が飛び込んできたのを思い出しました。

それは「桑(sāng)」という表現。
何の変哲もない「桑(クワ)」。野球選手の桑田真澄の桑クワ。
「桑」という漢字の何処に疑問を感じたかというと、
こんなシチュエーションがあったのです。

私の名前が「山田」だとすると、
「山田桑」という感じでメールの本文が始まるのです。

ちなみにこの「山田」の名前は「桑」ではないです。
「桑」に関する仕事をしている訳でもない。

何度かメールを受け取って「そうなんだ」と理解をしたのですが、
この「桑」は日本語の敬称「さん」を表現するための中国語だったのです。
中国人の全てがこの「桑」を使うのではなく、
場合によっては「san」という形で使う人もいます。

「桑田さん」の場合は、「桑田桑」。
使い方に慣れないと少々妙な文面に見えてしまいます。
日本語の「ひらがな表現」を漢字に置き換えた、
中国語らしい発想の表現方法です。

なおこの敬称表現、中国人には「桑」は使わず、
「先生」や「小姐」、「总」、「老」、「小」などの一般的な表現を使います。
例えば「李先生」、「李小姐」、「李总」、「老李」、「小李」となります。

またメールでは使う頻度は高くないですが、
日本のテレビドラマなどに中国語字幕を付けている場合に、
同じく名前の後ろに「酱(jiàng)」と使う場合が。

これは日本語の「ちゃん」を中国語に訳した表現。
本来中国語にも同じような意味があり、その場合は「小」を使います。
日本的には「山田酱」、中国的には「小山田」。
「小山田」は日本人の「こやまだ」さんと勘違いしそうです。

この中国的な「小」も慣れないと勘違いをする恐れが。
中国の姓で「田」というのがあるのですが、
中国の「ちゃん」表現「小」を付けると「小田」

日本人が読むと「おだ」さんになってしまい、この「小田」からのメールを読むと、
「おだ」さんはえらく中国語がうまいなぁ。と勘違いしてしまいます。
中国的、日本的な敬称表現の違い、知っておいて損はないですね。

今日の無料!振り返り音源

桑 (sāng) さん

酱 (jiàng) ちゃん

先生 (xiān shēng) さん(男性向け)

小姐 (xiǎo jie) さん(女性向け)

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