中国語の発音。このサイトでも触れる機会が多いのですが、集中して中国語の発音を独学で習得したい、そんなアタナのための一冊をご紹介。この教材のポイントは各発生の口の動きをイラスト付きで紹介、音程の高低差を目に見える形で解説。

シンプルに分かりやすい構成が個人的には嬉しい教材でした。独学で発声を習得を考えている方には最適かと思います。

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独学で中国語の発音を習得したいアナタ向けの教材

教材の冒頭に「独学で中国語の発音をマスターするための学習書」と書かれているように、独学で学習を続ける方のための発音書。

発音マスターのステップアップにも書かれていますが、発音のコツを掴んで、ピンインを正しく読み、苦手を克服して、中国語らしいリズムで話せるよう、ステップアップしながら、学習ができるよう工夫されています。

シンプルに解りやすく。各章の構成を紹介

大きく4つの章に分かれていて、各章内が更に細かくレッスン別に分類されています。

母音と子音から始まり、第一声から軽声までの声調と変調。日本人が苦手とする日本語には無い音の学習へと、学習の難易度が徐々に高くなる構成です。そして最後に簡単な挨拶を学生向け、社会人向け、応用編と紹介。

発音の学習方法以外にもコラムもあり、中国語を話す際のちょっとしたコツも紹介しているので、発音に苦手意識を持っている方、独学でどうしても習得したいという方にオススメです。

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独学学習者に安心の口の動きのイラスト付き教材

母音や子音のレッスンでは唇の動き、舌の動きも丁寧にイラスト付きで紹介。イラストの真似をすることで、発音レッスンの取っ掛かりをしやすくしています。

この教材の至る場所に「自分の発音を録音してCDの発音と比較する」と書かれています。これは独学では特に大切な行為と思います。その理由は自分の音が本当に正しいのか。検証を行う必要があるからです。

音を出す。比較する。違う場合は微調整する。こうやって正しい音を自分の音に習得する必要があると思います。

教師がいれば自分の発音を聞いてもらって正す手助けがありますが、独学の場合は自分で自分の発音を聞いて調整をする必要があるから。今はスマートフォンで簡単に録音と再生ができます。面倒がらずに繰り返し比較しながら学習して欲しいですね。

外国語を習得した外国人目線ならではのポイント付き

日本人が苦手とする発音については、日本人の目線からどうやって正しい音を習得するか?を、順序立ててレッスン方法を紹介しています。

この辺は生まれ育つ間に自然と発音を身につけた、中国人教師では中々気がつくことが出来ない、外国人習得者ならではの目線でポイントが説明されています。

今の自分の発音方法とレッスン方法を元に出る発音を比較して、自分の発音が正しいのか?再確認を行うにも良いかと思います。

私も実際に教材にあるマスター方法を読んでみましたが、腑に落ちる点も非常に多かったです。

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声調の高低差をより具体的に目に見える形で紹介

一般的に中国語の声調を紹介した場合は第一声から軽声の5種類を、どうやって音を出して使うか?を懇切丁寧に目に見える形で紹介しています。

その方法として「高・中・低」の枠を使い、各単語の声調の音出しが、高からスタートするのか?低からスタートするのか?を、より具体的に表現している点は、声調を学習したのに、単語で音出しをする際に上手くいかないと悩んでいる方には、非常に分かりやすい学習方法ではないかと思います。

発音の総仕上げとして簡単挨拶文の紹介

発音学習紹介だけだとツマラナイと思ってしまう方にも、発音の総仕上げとしてより中国語らしい、中国人らしい、リズムで話そうという「プロソディ」とよばれる、言葉のリズムについても触れられています。

この「プロソディ」を意識しつつ、簡単な基本フレーズの習得と、基本フレーズに入れ替えられる単語が紹介されています。

発音教材でありますが基礎から発展まで丁寧に紹介してあり、カナリお買い得な一冊だと思います。

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独学学習者に向けた優良な発音教材の一冊

教材の価格は2,160円と会話フレーズ教材と比べると、同じ価格帯もしくは少し高めかも知れませんが、より独学の充実度を満たすためにも、最低限抑えておくべき一冊だと思います。

一部の独学学習者が陥りやすい発想に、「出来る限り安く費用を抑えて中国語を習得したい」という点があると思います。

しかし、考えてみて下さい。初めて向かう場所に運転していく場合に、ナビや地図を持たずに目的地に着く確率は低いと思います。仮に到着できても余計に時間をかけてしまいます。それと同じ事だと思います。

そして少しの投資をケチってしまい、現金より大切な時間を無駄に浪費するだけです。

もちろん独学の紆余曲折の時間を楽しみたいという方もいます。そんな方にはこの教材は不要かも知れません。

独学で中国語学習をしていて、会話が通じず発音の学習に行き詰まった方、これから独学で中国語学習を行う予定で、まず発音の学習を行いたい方には、最良の一冊と思います。