私は中国で中国語を勉強し始めたので、意外な盲点でしたが確かに大変かも知れません。

考えたことが無かったのですが、アンケートでナルホドなぁと思ったコメントで、日本でどうやって中国語を勉強するのか?中国語に触れるのか?というコメントを頂きました。

先にも述べたように日本で学習経験が無い私。多少思いつきと当たり前かも知れませんが、ヒアリング力と会話力の二つについて、ちょっと考えてみました。

日本で中国語のヒアリングを上げるには

NHKのEテレ、ラジオ第2を聞く。

おいおい、誰でも知ってるよ。と思われるかも知れませんが、やはりNHKの中国語講座は外せないと思います。帰国した時に中国語講座は観たりしますが、聞き流すだけでも、どれだけ自分が聞き取れるかな、と思いながら聞いています。

見逃した場合は、NHKのWEBサイトではNHKゴガクのラジオは、ストリーミングもアップされているので、活用してみてはどうでしょうか。ネイティブの中国語発音が聞けて便利だと思います。

YouTubeを活用してみる。

YouTubeに各中国語学校が独自動画を撮影して、何かと中国語会話フレーズがアップしています。会話やら発音やらありますので、自分のレベルや学習したい内容を元に、聞いてみると良いかと思います。

いや、既にやってます。けど聞こえないと思った場合。聞いている回数を今の5倍に増やしましょう。繰り返して聞くことは重要です。

日本で中国語の会話力を上げるには

学校に通ってみる。

語学学校に通ってみてはどうでしょうか?

何かを一つ得るには何かを一つ捨てるという話しもあります。中国語のレベルアップをするために多少の対価を払う。更にレベルアップするには必要な事だと思います。

グループレッスンではなく、マンツーマンですよ!先生には日本語禁止を依頼して下さいよ!意味がないです。

中国人経営や中国人バイトがいる中華料理屋に通う

日本語がまだ上手くない、日本語は話すけど、たどたどしい中国人が働いている店があると思います。そんな店を見つけたら通って顔なじみになってみましょう。で、自分から中国語を話しかけてみる。必ず喜ばれます。

顔を覚えてもらい、相手にも「中国語で話してよ」とお願いして、ネイティブ中国語のシャワーを浴びてみてはどうでしょうか。

横浜駅とラーメン博物館の間にあるスーパーホテル。ホテル横に中華料理店があったので立ち寄りましたが、そこに中国人バイトが働いていました。中国語でこっちが話しかけたら相当喜んでいました。

実家に戻ると中国人夫婦が切り盛りする中華料理屋があるので、立ち寄るのですが、ずーっと基本的に中国語で話してきます。
日本で中国語を家族以外に話すことが少ないのか、日本人が中国人を話すのが嬉しいのか、中国語で話しをして盛り上がります。

「自分の中国語は拙いだもーん」なんて遠慮は不要です。勇気を持って半歩踏み出してみましょう。初恋の相手に告白しなくて後悔した事ありません?もうそんな後悔はしちゃ駄目!拙い中国語でいいので話しかけちゃいましょう。

中国人の友人を探す。

Facebookで日中友好などのコミュニティがあると思います。率先して参加してみてはどうでしょうか。定期的にオフ会をしている場合もあると思うので、友人を探して中国語での会話をお願いしてみるのもいいと思います。

東京などでは公園などで定期な交流会があると聞いた覚えが。そんな交流会に参加して知り合いができたら、言葉を覚えられるキッカケになるかも知れません。

教材のCDをフル活用

中国語教材は色々と揃っているので、購入して聞いて音源に合わせてブツブツ話す。

過去にご紹介した「中国語会話とっさのひとこと辞典 ― CD」は良いです。私はフレーズに合わせて念仏のように呟いていました。

書籍とCDがありますが、まずはCDだけで十分です。2,000に及ぶ一言フレーズが録音されており、会話力とヒアリング力を鍛えられるCD。

録音順番も心憎い!日本語→中国語の順番で一言フレーズが収録。この”日本語→中国語”の順番の収録が、会話力を鍛えるにはかなり重要なポイント。日本語を聞いて自分が覚えている中国語のフレーズが、思い浮かぶか確認できるから。

中国語脳が鍛えられていれば、日本語を聞いた時点で中国語フレーズが瞬時に出るから。聞いた瞬間「えーっ」と言葉がでなければ、まだ中国語脳にストックされていない、中国語フレーズになる訳です。

一般的な教材より千円程度お高いですが、中国語レッスンを学校に一回通うことを考えると、自分の好きな時間に、好きな場所から、好きなセンテンスを勉強できるのでお買い得。

自習には持ってこいの教材。反復訓練で中国語脳を鍛えて下さい。
中国語会話とっさのひとこと辞典 ― CD

思いつく範囲で紹介してみましたが、都心部に行けばいくほど、中国人も多くなり、中国語と触れるチャンスも多いと思いますが、今はネットでの情報も充実。ネットをうまく活用して中国語と触れるチャンスを増やしましょう。