アナログで少々頼りない作りでしたが、使ってみるとシンプルで使い勝手が良い、
無言で小銭を稼ぐ中々便利な機械です。
武漢での仕事を終えて駅に移動。
待ち時間があったので構内散策をしているとこんな機械を発見しました。
「手机加油站(shǒu jī jiā yóu zhàn)携帯ガソリンスタンド」と書かれた機器。
![](https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2017/11/20171110180553-400x300.jpg)
実際にガソリンスタンドではなく、充電を行う機械なのですが、
これまたラッキー、携帯を充電したいと思っていたので試してみることに。
使い方の説明が書かれていましたが、
まずは充電ケーブルを接続、1元硬貨を投入口(紙幣はNGと丁寧に説明)、
対応している赤いボタンを押すと充電がスタート。
横には両替機も設置されていたのですが、充電口は普通の電源口。
これまたラッキー、パソコンも充電したかったので、
パソコンとスマホを同時に充電することにしました。
20分で1元と割安な充電スタンド、機械の下には現在使用中の電源の残り時間が表示。
最後の1分を経過すると秒数までカウントダウン。
意外と人気が高く20分充電をしながら待っていたのですが、
ひっきりなしに人が訪れ硬貨を両替し、充電をしている中国人を見かけました。
上海では硬貨ではなく電子マネーで同じような仕組みを見かけます。
両替機の設置、両替機本体の費用、両替機内の現金紛失、
定期的に両替用の現金の準備と回収など手間がかかるため、
システムよりの仕組みを導入するのが主流ですが駅構内で比較的安全、
システム化は費用が掛かるという事でしょう、少々アナログではありますが、
しっかりとした仕組みで充電が行える機械でした。
駅との人脈が無ければ設置が出来ないこの機械。
何も文句を言わずに、ただただ充電サービスを提供して、
オーナーに現金を還元するこのビジネス、
正直地味ではありますがスマホが手放せない中国では、
非常に需要が高いビジネスなのでした。
今日の振り返り!中国語発声
手机加油站 (shǒu jī jiā yóu zhàn) 携帯スタンド
充电 (chōng diàn) 充電