コンビニやよく利用しているスマホでのテイクアウトアプリを見ていると、
上海の食生活の新しい一つの動きが始まったようです。

中国でテイクアウト市場は急成長をしている市場の一つですが、
スマホひとつで自宅から近い店舗を選び、
中華・和食・イタリアンと好きな各国の料理をチョイス。

天候が悪く、注文が集中している時は多少送れることがありますが、
基本的には予定した配達時間以内に届く仕組みは、
配送スタッフの頑張りとシステムと連動してこそなせる技。

そんなテイクアウトアプリとコンビニに置かれた惣菜を見ていると、
共通の品が専門的に販売されているのが分かりました。

それは今回コンビニで購入した「サラダ」の販売がスタートしている点。
今回購入したのは鶏肉ロール入りのサラダ、13.9元。

今までもコンビニでサラダは取り扱っていたのですが、
小ぶりのサラダが中心で、今回のような弁当箱サイズのサラダは無かったのです。

またテイクアウトアプリ内にも「サラダ専門店」がオープン。
ベースとなる野菜サラダとは別に、トッピングとして卵の白身、
ツナや鶏やカモの胸肉、サーモン、アボガドなどを追加が可能。

今までの中国人は「火が通っていないから」等の理由で、
余り生野菜を食べない人が多かったのです。

そんなサラダに距離を置いていた中国人が、
若い世代を中心に健康やダイエットの為にサラダを摂取し始めています。

このような流れが進むと外食の中華も油控えめが登場したり、
以前紹介した「蒸し海鮮」のような油を一切使わない中華など、
今後もメニューを改善した中華が流行していく可能性も。

事実、三十代以降の中国人を見ていると明らかに、
運動不足と過剰な栄養摂取が由来しているだろう小太りな子も多く、
これから彼らの健康志向に拍車がかかっていくかも知れません。

今日の振り返り!中国語発音

沙拉 (shā lā) サラダ

沙拉酱 (shā lā jiàng) マヨネーズ

蛋黄酱 (dàn huáng jiàng) マヨネーズ