飼いたいのは、やまやまなんですけどね。

端午节(Duān wǔ jié)端午節」の連休の中日。
街を歩いていると人だかりを発見!人だかりがある所にネタあり。

近づいてみると立て看板が設置され、こんな言葉が並んでいました。
「动物领养须知(dòng wù lǐng yǎng xū zhī) 動物里親の心得」
この人だかり、動物の里親探しの集まりだったのです。

人混みをかき分けて中心部分に向かってみると、
ワンコ達が、の~んびり横になってお昼寝中。

お昼寝していないワンコは、人間に近寄ってきてご挨拶。
人懐っこいワンコ、我関せずなワンコ、個性があって見ているだけで癒やされます。

彼らのような里親探しは、上海でも至る場所で行われており、
出来る限り処分されないよう、安心できる人の手に渡るよう活動をしています。

立て看板に書かれていたのですが、里親の心得としてこんな条件提示がされていました。
・二十五歳以上で、安定した職業に就いていて、上海に固定した住所を持つもの
・思いやりの心と責任感を持ち、家族も同様に動物の加入を快く受け入れられる事
・里親側が既にペットを飼っている場合、原則として二匹を越えていない事
・里親への同意とサインの調印後、定期的な訪問活動に同意できる人

里親を探すにあたって「その場でハイどうぞ」という事ではないようで、
条件提示をクリアーする事と、里親として素質があるか審査も行っているようで、
審査をクリアーした人のみ、飼うことができるようです。

残念ですが、私は上海人でも無いですし、条件に合致しないので飼うことはできず。
しかし私と同じように条件が合わず飼えない人でも、
料金を支払うとワンコの餌を購入して食べさせる事ができ、
この料金の一部が里親探しのスタッフの運営資金になるようです。

折角受け渡した先の家庭環境が悪いと、またワンコ達もまた路頭に迷う事になるので、
里親として手渡した後のフォローもしているようです。

ペットを飼う以上は、最初から最後まで面倒を見てあげる。
当たり前ですが、大切な事。ワンコ達に素敵な里親が見つかるといいですね!

今日の振り返り!中国語発声

领养 (lǐng yǎng)  養子/里親

养狗 (yǎng gǒu) 犬を飼う