中国人とお酒の関係、今日が最終日です。

質問。
結婚式でも乾杯を繰り返すのか?

答え。状況によります。が、宴会ほどではないです。
昨日宴会の席で乾杯を行なうという話がありましたが、
会社関係者が多く集まる披露宴の場合は、列席者に上司がいれば、
部下の中国人は上司に挨拶がてら乾杯にやってきます。

出席者に部下が多ければ、そりゃー乾杯の列が出来るわけです。
もちろん披露宴での主役は新郎新婦ですので、多く乾杯の時間は割けませんが、
お色直しなどで空いた時間になると乾杯にやってきます。

趣旨は披露宴なのであまり無茶苦茶な粗相をやって、
新郎新婦の大切な披露宴を台無しにするような人はいませんが、
常識の範囲で挨拶乾杯はあると思った方がいいでしょう。

中国の披露宴でも日本と同じく新郎新婦が各テーブルを回って、
挨拶をしつつ乾杯を行いますので、上司の挨拶乾杯の時間よりも、
新郎新婦の時間が多く取られますので、
一般的な仕事の宴会での乾杯攻撃よりは少ない気がします。

質問。
日本人のように食事とお酒を合せるの?

答え。中国人なりに合わせています。
が、中国は料理と合せるお酒が少ないのも事実です。

初回にお酒の種類をお伝えしましたが、中華レストランでオーダーできるアルコール類は、
上海では一般的にビール、紹興酒、白酒、ワイン、あとは養命酒的な养生酒。

個人的には上海料理や紹興料理などにはビールか紹興酒が合います。
赤ワインも合うと言えば合いますね。

東北料理や湖南料理や四川料理には白酒が合うと思います。
少し脂っこい東北料理。口の中をすっきりクリアーにするには、
ビールよりも白酒の高いアルコールが口の中をキリッとさせます。

同じように唐辛子の辛さや山椒の痺れを整える際にも、
白酒というのは有効だと思います。辛さ痺れがリセットされます。

しかし日本の焼酎を例に挙げると、水割り、お湯割り、ソーダ割り、ロックなど、
焼酎一つとっても多彩な楽しみ方がある日本のアルコール文化に比べると、
中国のアルコールは飲み方のアレンジという点は少々物足りないのも事実。

白酒は常温のみ。香りや度数の違い、飲みごたえなど色々な差はありますが、
氷を入れたり、水で薄めたりなどの楽しみ方は基本的にないので、
そのまま白酒を飲んで中華を楽しむというのが一般的。

紹興酒くらいですね、温めたり、冷やしたり、干し梅を入れたり、
生姜を入れて楽しむのは。※日本のように氷砂糖は入れません。

広い国土の中国では歴史上、保存方法や物流や製造、原料の関係からも、
アルコール度数の高い白酒が、「酒=白酒」という認識が一般的だったと推測されます。

なので、中国人的には料理に合わせてお酒を選んでいる感覚があっても、
日本人の選択肢が多い状態からですと、中国人って料理と酒って合わせてるの?と、
言う感覚で見てしまうかも知れません。

三回に分けて、中国人とお酒の関係を紹介しましたが、
おいおいそりゃー違いませんか?というご意見もあるかと。

私なりの解釈なので、「そっちよりこっちの考えでは?」という意見があれば、
是非ご連絡を。更に中国人を理解できるキッカケになると思っています!

今日の振り返り!中国語音源

宴会 (yàn huì) 宴会

绍兴酒 (shào xīng jiǔ) 紹興酒