2月10日より上海はようやく通常勤務が開始。しかしながら実際はスローペースの様子見稼働という感じです。10日11日の上海の様子をご紹介したいと思います。

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業務開始!ただし在宅勤務中心の業務体系

10日より仕事開始となりました。特例の特例。春節休みが10日ほど延期となり一般企業もようやく業務開始ですが、企業によって様々な対応となっています。

他社と同じく弊社も基本的に在宅勤務での業務開始。どうしても処理を行う必要がある専用業務については事務所へ出勤して対応。

私も極論ですが出張や営業活動以外は事務所へ行く必要がないので在宅勤務でスタート。

今週は出歩くことも無いかな、と思っていたのですが外出の時はスグにやってきました。

ビザ更新の準備のために外出へ

スタッフから連絡がありビザ更新の手続きを進めるのでサインが欲しい。今日または明日に事務所に来られる?と連絡が。去年も問題が起きたビザ更新。。。

中国では政府の業務は急激にネット化が進み8割り程度はネット登録で完了する仕組みです。ただネットにアップデートする契約書のサインなどは本人が行う必要があり事務処理の準備が必要。また派出所で臨時居留書を取得する必要も。

明日、事務所へ行く段取りにして事務処理に必要な居留書をまず派出所で取得することに。

日本と違い中国の派出所は市役所や区役所の役割があり、書類関係の発行や承認の対応をしてくれます。

パスポートなど必要資料を抱えてまずはコピー屋探し。近所で営業している2件のコピー屋はまだ営業休止中。外地の中国人が営業している店舗なのでまだ上海に戻ってないようです。

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外地から戻った上海人は登録を

コピー屋を探しながら街の雰囲気を見ながら歩きましたが住宅街のゲートには写真のような張り紙が多く貼られていました。「居委会」とは「居民委员会(jū mín wěi yuán huì)」の略語でその地区の町内会のような組織。

外地から戻ってきた上海人は登録するように。との注意書き。湖北省武漢以外でも外地に行った場合は連絡してね。という事のようです。

※写真には上海人としか書かれていませんが、上海人以外の我々外国人、外地人にも本来は当てはまります。

ちなみに弊社のスタッフにも外地人がおり、上海に戻ってから14日は在宅隔離で発熱状況を確認するようにと強制では無いと思うのですが上海市政府の指示があり自宅で待機。

仕事柄、電話とネットがあれば対応できる事が多いので、在宅勤務で隔離措置となりました。

人が集中する施設は熱検査対応

コピー屋を見つけ資料を準備し派出所へ到着。派出所の玄関口で男性に呼び止められ体温検査を求められました。

おでこで熱を測るタイプの体温計で確認。計測した体温を伝えられ名前、連絡先、パスポート番号、体温、訪問要件を記入。その後入室を許可されました。

移動時に通った市場の入り口には同じく監視官が待機し体温確認を実施。地下鉄の改札口、ショッピングモールの入り口でも同様に体温チェックの後に入場措置を取っていました。

病院の入り口は体温検査だけではなく、患者と接触が多いため看護師は防護服を着て対応。ストレスが多く神経を使う仕事だと思います。

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無駄に終わった派出所訪問

派出所には訪問者がいるとはいえ、普段の三割程度。行列もなく私は1名待ちで順番が巡ってきたのですが、居留書の申請を依頼するも最近処理が変わったらしく、派出所での申請は不要。QRコードを渡され「ネットで登録を」との事でした。

15年ビザ申請で通った派出所訪問も今回で終了のようです。ここの派出所では貴重品を紛失した際に事情聴取を受けた思い出の場所。

13年くらい前に貴重品を紛失しご近所さんが気を遣って電話で警察に連絡。我が家にパトカーの迎えが来て、パトカーに乗って派出所へ移動。奥の部屋に通されて紛失物や状況説明した覚えがあります。。。

と、思い出にふけっている暇などありません!外出は少なめが肝心。早急に引き返す事にしました。

人の流れを制限している上海の町並み

コピー屋を探しながら歩いたのですが、地下鉄の駅の一区間の距離。少し足を伸ばすとショッピングモールがあるため、食品エリアで買い出しをして地下鉄で帰宅することに。

先にも触れましたが人が集まる場所で体温検査を行っているのですが、もう一つの処置として目についたのは、いつもは通り抜けが可能な通路やゲートを一部制限していた事。

例えばショッピングモールの場合は4箇所の出入り口があるとすると3箇所は封鎖して一つの入り口からの入退出に制限しています。

住宅街(小区)も通り抜けが便利なように南門、北門など正門と別の出入り口があるのですが、正門以外の出入り口に鍵を掛けて通り抜け制限をしていました。

これは通り抜けする場所を一つに制限して体温チェックのスタッフを少なくすして人の流れを把握するための措置だと考えられます。

人員を配置するのも大変ですし、体温計も必要になります。人の出入りで多少の不便さはありますが大切な措置だと思いました。

正直、今回の中国の対応を見て思ったのは、同じような対応が日本で対応ができるのかな?という疑問。

「やれ!」と決まるとスピードが早い中国。社会主義のメリットかも知れませんが、忖度抜きにして日本だったらこの辺の対応って時間がかかるんじゃ無いかなぁと思った出来事でした。

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ショッピングモールや外灘の人の入りは?

ニュースでショッピングモールや外灘が廃墟のように閑散としていると報道もあったので、ショッピングモールで買い物のため訪問。

買い物中心の地上階のフロアへは足を伸ばしておらず集客具合は不明ですが、食品や飲食を営業している地下フロアはポツポツとですがお客がいました。

飲食は店舗スタッフと待機中のテイクアウトサービスのスタッフが中心、その中に少しのお客さん。あとは買い物や地下鉄から流れてきたっぽい乗客。閑散として人が少ないのは事実ですが客はいました。実際に目で見てみないとなんとも言えませんね。

ちなみに外灘へは足を運んでいませんが外灘は上海の観光地。地元住民の若者やアッパー層は外灘の一部にあるバーやクラブ、高級飲食店に足を運びますが、夜景などを楽しむ道路沿いは外地の中国人が中心。

そして外灘に上海人が集まるのは実は朝。太極拳、凧揚げ、散歩などをしています。

また夜に上海人が外灘やその周辺に集まる時もあります。それはハッピーニューイヤーのカウントダウンの時。南京東路から外灘まで人が溢れかえります。

その上、今回は春節の期間で基本的に観光客は少ない時期。元々訪問者が少ない上海の観光地の閑散とした場所を取り上げても意味が無いんじゃないかと思います。

映像のインパクトはありますし人が少ないのは事実ですが、今回のウイルスの一件と春節期間中で閑散とする外灘の人の少なさが関係していかは正直疑問が残ります。

地下鉄に乗車して帰宅、乗客の数は?

ショッピングモールで買い物を済ませて地下鉄に乗って帰宅することに。正直二週間も自宅待機で少し歩いただけで疲れたのもありました。

地下鉄は手荷物検査で体温測定。政府関係の施設は一斉に体温測定を始めたからだと思いますが、体温計の精度が非常に悪い。何度もおでこにハンドガンタイプの体温計を当てるのですが、体温を読み取らない。

刑事ドラマの犯人が拳銃を頭に突きつけるのって、こんな感じなんだろうなぁとクダラナイ事を考える位、何度も確認の時間が必要でした。緊急時なので仕方が無いんでしょうけど。もう少し精度のよい機械が手配されるといいですね。

どうしても体温が測れず耳の穴の体温を測定されたのですが「33.4度、入ってよし」と温度を見せられたのですが、通常平熱より3度低い33度って。。。と思ったのですが、後で調べると各身体の部位で温度が違うようです。

一区間だけ乗車した地下鉄。想像以上に乗客が多くて驚き。お昼過ぎの時間帯でしたがマスク着用の乗客がカナリの数乗車していました。ただ日頃の春節明けの上海に比べると3から4割という感じでしょうか。

地下鉄の駅で見かけたケンタッキーの対応

地下鉄を下車して目についたケンタッキー店舗。営業はしているものの人はまばら。入り口に張り紙があったのですが、店内での飲食は禁止。

基本は自分でのテイクアウトとテイクアウトアプリ向けサービスのみの営業。営業しないと売上は無い。人が集まるのは問題がある。

そんな状況を加味すると今はこの経営方法しかありません。他の大手の店舗でも同様の措置なのかと思われます。

春節を終えて稼働を始めた上海ですが、本調子になるまではまだまだ時間が掛かりそうです。コロナウイルスの増加が落ち着き、終息宣言があるまでもう少し辛抱するしか無いようです。