「粥 (zhōu) お粥」の音声は以下をクリック。

北京、大連、深センと移動。深セン到着は夜の23時半。
大連18時40分の便に乗り、深セン到着22時荷物を受け取り
ホテルに入り込んだのは23時半。

機内食を食べずに深セン入り。それには理由が。。。
深センに来たらお粥を食べなければイケないのです!
ワザワザお粥?と思う方もいるでしょうが、
日本で食す味の薄いお粥ではありません。

もともと広州の潮州地方がお粥の有名な場所なのですが、
広州地区であれば、基本濃厚だしベースのお粥が楽しめます。

こちら広州ではお粥は朝より夜に食すもの。
夕食の最後の締めであったり、
二次会三次会で酔っ払った胃袋を優しく包み込む食べ物です。

ホテル横にあるいつものお粥屋に飛び込みます。
時間はすでに23時40分。もう少しで12時の針を回りますが、
気にしません食べなくては。

ビールを頼みお粥をセレクト。今回はエビ粥に決定。
お粥の種類は、蛙、鳥、タウナギ、エビ、アワビ、魚、蟹などなど。
シェフのお薦めで色々な具材を混ぜあわせるもOK。
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どんな味になるのか分からなくとも、
指差しで色々な具材を楽しんでもいいでしょう。
ちなみに「田鸡(tián jī)」とは、中国語で「食用カエル」のこと。

決して鳥ではないので、ご注意を。
ただし食材として食べても弾力のササミのような味わいで、
結構美味しいです。

お粥を頼んで待つこと三十分。ようやくお粥の登場です。
分かるでしょうか?このグツグツ加減。
土鍋てガンガンに煮込んだお米は、
既に米の形状をなくしてとろ~りスープ状に早変わり。
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この形状のお粥だからこそ、
お酒を飲み過ぎた胃を優しく包み込むのです。

ちなみに土鍋の外のボールの理由は、
もしこんな沸騰した土鍋が割れた時に大やけどしてしまうため、
お粥が漏れないよう火傷防止となっています。

グツグツ沸騰が終わらない状態で、
「香菜(xiāng cài)」とよばれる香草「パクチー」を投入です。
この風味がお粥の味と混ざり合ってまた食欲をそそります。
私はパクチー好きなので、追加で貰って再度投入!

機内食を抜いて良かった、とホッと落ち着く味わいです。

広州は医食同源の教えが中国でも残るエリアの一つ。
夏の熱い時期でもこのようにアツアツのお粥を食べ、
体の内部から熱を発して汗をかき、体調を整える考えがあります。

気温が暑い時は体に冷たい物を取り込み過ぎることで、
胃腸の働きが弱まり食欲減退につながる。
であれば初めから熱い食事を取り体調を整える。
非常に理にかなった考えです。

途中から全身から汗を吹き出しながらススリ続けましたが、
止まらない深く止まらない味付け。
是非広東へ行かれた際は街に書かれたお粥の店をチャレンジしてみてください。

新しい日本では味わえないお粥の味がそこには眠っていますよ。

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