日本より近代的。上海のタクシー料金支払いで始まった試みって?
中国のスゴイところは、流行りものにスグに飛びつくこともあり、
日本が一歩づつ進んできた、技術革新を飛び越えて、
最近技術を取り込むことがあります。

一番分かり易いのは携帯。
日本は固定電話から始まって、大型携帯、PHS、携帯、スマフォ。。。
と電話の歴史一つとっても、徐々に製品や技術が変わっていった、
経緯があります。

中国ではこんな流れをすっ飛ばして、
携帯電話が爆発的に売れています。
固定電話を各自宅に引く費用や手間、時間を考えると、
個人が一つづつ携帯電話を持った方手軽ですね。
広大な大地を持つ中国ではシンプルな考えです。

最近載ったタクシーでも、日本より進んでるのでは?
と思われる出来事が。

タクシーに載ってしばらくすると、
「ところでお客さん、支払いは現金?それとも交通カード?」
と、質問を受けたので、「どっちでもいいけど?」と、返答。

「こんな支払い方法ももあるんだけど?」
と取り出したのは、二次元コードが書かれたカードでした。
209_DSCN0041

この2次元コードをスキャンすると、
支付宝(zhī fù bǎo)と呼ばれる日本人にはあまり馴染みが薄い、
支払いサービスを使って支払いができるようです。

ちなみに二维码(èr wéi mǎ)で二次元コード。
一次元コードは、一维码(yī wéi mǎ)と呼ばれます。

支付宝はアリババが中国で展開する淘宝と呼ばれる、
巨大ECONOMYサイト内で利用可能な支払いサービスで、
PayPal(ペイパル)のようなモノです。

日本を離れて10年近くなるので、
もしや日本でも同じようなサービスが既に開始されているかも知れませんが、
現金、交通カードの次は二次元コードで支払いが開始された中国。

上海以外でも交通カードの統一使用を進める話しもありますが、
カード共通化のシステム整備を行うより、
このバーコード支払い方法が先に整備されるかも知れません。

技術的な発展が進むのは、
生活も豊かに便利になるので大変ありがたいですね。

今日の振り返り!中国語発声

二维码 (èr wéi mǎ) 二次元コード/QRコード