上海のタクシーは05年の時は確か10元だったのですが、
年を追うごとに起步费(qǐ bù fèi)と呼ばれる、
初乗りが現在では14元。4元といえば、日本円でいう60円程度ですが、
05年当時から比べると4割も価格がアップしています。

給与も4割アップなら別段気にもしませんが、
残念ながらそんな上昇はしないので、庶民にとっては大打撃。

とは言っても、日本に比べて料金体系は低いため、
日本のように客待ちの空車タクシーが列を並んで待っている、
そんな光景は中国で見かける事は少ないですね。

最近乗り込んだタクシー。
乗り込んだ時は気にもしていなかったのですが、
やたらと携帯から「ピンポーン」「パンポーン」など、
デジタル音が聞こえてきました。

はてっ、と目をやると運転席にえらい数の電子機器。
最近初心者運転手が増えて、カーナビを設置している運転手もいるのですが、
もしこの機器が携帯だとしても、数が多すぎですし、
手にとって話しだす様子もない。
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せっかくなので、何か聞いてみると。
やはりこの機器は携帯との事。設置台数は4台!
ところで何に使っているの?と質問すると、
現在流行り始めたタクシー乗客を通知するソフトをインストールしている様子。
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乗客は空きのタクシーを探すソフトを携帯にインストール。
そのソフトで自分の場所、目的地などを入力すると
近くにいるタクシーでが迎えに来るというサービス。

運転手側も情報入手のため、携帯を準備しているようですが、
この空車タクシー探しソフト、色々な企業が色々なソフトを提供中。
その為、この運転手は人気の高いソフトをそれぞれの携帯にインストール。

情報収集に余年がないのでした。

それにしても、どれかの携帯がひっきりなしに、
「ポーン、ポーン」「ピンポーン」などなるので、
乗客としては落ち着いて乗車できないタクシーでしたが。。。

日頃よく使い携帯電話。こんな表現方法があります。
携帯をかける場合は、打手机(dǎ shǒu jī)
携帯をきる場合は、挂手机(guà shǒu jī)
という、使い方ができます。

今日の振り返り!中国語発声

手机 (shǒu jī) 携帯電話

各種設定は違いますが、色々な空車タクシーソフトが提供中です。

快的打车
百米打车
滴滴打车
出租同
微打车

色々ある、携帯にまつわる中国語。

スマートフォンの呼び方はコチラから。
携帯会話で使えるフレーズはコチラから。