中国語の情况(qíng kuàng)は、日本語と同じ状況。チョットフレーズ、看情况(kàn qíng kuàng)とすると、「状況を見ましょう」となります。

出席者の状況が悪かったり、不明点が多かったりと、最終ジャッジを決めかねる場合、まずは様子見ということも。こんな時に、先看情况吧(xiān kàn qíng kuàng ba)まずは、様子見だな。
という感じで使えます。

今時点の状況を確認する場合は、现在的情况呢?(xiàn zài de qíng kuàng ne?)今の状況は?という感じで使えます。

では、现在的上海情况呢?今の上海の状況は?どうでしょうか。

今週に控えたCICA。徐々に会議情報が明らかになってきたようです。

街の状況はこんな感じ。市内首都高速に垂れ幕設置。交互に中国語英語の垂れ幕が設置され、感慨ムード一色。

上海と他の都市を結ぶ高速道路は一部封鎖。片道6車線ある高速道路は、4車線封鎖。

2車線を開放して往来しているのですが、上海から他の都市への移動はまだ問題がないのですが、上海に戻る時は上海プレートは基本スルー。上海以外のナンバーだとランダムに検査をしているようです。

上海市内の状況。先週辺りからタクシーが停車しないことが多くなりました。何となくタクシーの数も少ないような。

日曜に使ったタクシー運転手に聞くと、夜21時過ぎると一部の運転手は自主的に帰宅。

理由は夜、人出が極端に少ないようで、流し運転しているだけも疲れちゃうし売上にならないからとの事。

会議会場は浦東で行われるようで、各首脳が宿泊しているエリアから会場をつなぐ、首都高速は一部封鎖。早ければ今日から制限を行っているようです。

詳しくは、上海日本国領事館のページを。会議が終わるまでは、誰も通過させないということのようです。

警察の窓口業務は21日は休み。この日ばかりは窓口業務の警察の方たちも、全員体勢で街の警備にあたるのかも知れません。多くの警察が街を守ってくれると、それだけで安心感があります。

浦東側ビジネスビルの高層ビルについては、週末月曜から立ち入り禁止。元々21日が臨時休暇という事でしたが、会議の近いエリアだからなのか、厳しく取り締まれています。

高層ビルをもし開放していると、会議当日に高層ビル上層から銃撃の格好の条件になったり、爆破があれば大惨事に繋がります。リスクを考えた措置でしょう。

また飛行機などが高層ビルに、、、と、最悪の事を考えると、既に封鎖をして立ち入り制限をすれば、被害者が劇的に減少します。もしもの事態を考えて、今回は警備にも余年がないように思われます。

中国人の友人曰く、21日は地下鉄の荷物チェックと、ボディチェックが厳しいかも。確かに荷物チェックに普段いない、警察官のような方が、立ち会いを初めている場所も。

ある中国人は「地下鉄の駅によっては、止まらないで素通りするかもよ。」なんて話も。「自分の最寄り駅は大丈夫なのかな?」なんて思ってしまいます。

水上の乗り物も一部禁止、空の監視が厳しく、ヘリコプターを上空で侵入してはイケない、凧揚げをしてはイケないなど21日までは制限続きの上海。

街が少々ピリピリしていますが、何事も起こらない為には、この位の措置が適切なのかも知れません。平穏に終わるのが一番。21日までは、看情况なのです。

今日の振り返り!中国語発声

情况 (qíng kuàng) 情况
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2014/05/01-qingkuang.mp3

スポンサーリンク