知り合いの日本人の方からお誘いを受けて上海で夕食会に参加。

食事会も中盤に入り、お酒も軽く回ってきた頃、
同席の日本人から「中国で仕事をするには少なくとも5年は。」
と会社に訴えていると話しだされました。

その理由はこんな事から。
一年目は文化の違いに慣れるので精一杯、
二年目は言葉を多少覚えつつスタッフと関係を構築。
三年目は慣れたと思った頃に帰国。

そのため3年では足りないので5年は必要との話でした。

間違い無いのですが、
海外赴任が長ければ自然と外国語が習得できるのか考えてみた。」でも書きましたが、
日本人コミュニティから外に出ない場合は、
3年いようが5年以上いようが全く意味が無いので、
同席した日本人の方の話の5年説は前提条件が生じるように思います。

またその方から中国は長くなれば長くなるほど難しく、
分からない事が増えていくとも漏らしていました。
その一つとして話が出たのが中国人との関係作り。
本音を聞き出そうにも聞き出せないのだとか。

日本には「同じ釜の飯を食う」という言葉がありますが、
日本人が中国人と同じ飯、同じ環境を体験、同じ言葉を交わせないと、
何年現地に居ても浮いた存在、その国を知らずに終わってしまうのです。

中国人も慣れているので日本人と距離を置いて、
いつまでもお客様扱いにして帰国を待っている場合が多いです。
この辺の粘り強さは中国人が上手。3年くらい辛抱すれば良いんですから。

本音を聞き出せないのは、カンタンな話し日本人が信用されていないから。
冷たく聞こえますが本人の問題だと思います。

中国人だって本音をこの日本人に話してメリットがあるのか?
話した後に日本人から他人に口外されて自分の立場が脅かされないか?
そんな事を考えるとカンタンに自分の本心は話せないのです。

どうやったら本音を聞き出せるか、相手と距離を近づけられるか、
中国のビジネスを行う上で必要な点なのでは無いでしょうか。