友人から聞くまでは実は気にもしていませんでした。

以前「MONEY VOICE」で海鮮レストランオーナーにインタビューをしたのですが、
オーナーがWeChatのモーメンツで、
「野生大黄鱼(yě shēng dà huáng yú)野生の大型フウセイ」と書かれ、
写真をアップしていました。

始めてみました、こんな大きい黄魚。
後ろには鰹か小さめのマグロらしき魚体もありますが、
サイズも同等のように見えます。うーん、コレだけ大きいとどんな味なんでしょうか。

日本人に余り馴染みの薄い「黄魚」ですが、
中国では特に華東地区で食卓によく並ぶ魚の一つです。
実は小さい黄魚もあるのですが、日本では「キグチ」と言われる魚類にあたるそうです。

近所にある魚屋で撮影したのですが、よく見かける黄魚のサイズはこんな感じ。
海鮮レストランのオーナーの黄魚がどれだけ大きいかが分かります。

先日中国人の友人と海鮮を食べた際に彼の注文を見ていると、
この大型の黄魚ではなく小型の黄魚を注文していました。

小さい方は食べごたえがなく、調理のレパートリーも限られるので、
個人的には大きい方を食べたいと思ったのですが、
山東の海沿い出身の彼の意見によると「大型の黄魚は野生ではなく養殖が多い」との事。

養殖の黄魚だと「どんな餌を与えて育ったか分からない。」とのご意見。
小さい黄魚は養殖されることはまずないので、小さい黄魚を選んだとの事でした。
うーん、なるほど。

個人的には大型黄魚で「红烧(hóng shāo)醤油煮込み」をリクエストしたかったのですが、
彼の意見を尊重して小型黄魚で「椒盐(jiāo yán)素揚げで塩コショウ」で頂くことに。
確かに信用がおける店舗でないと、どんな魚を仕入れているのか分かりません。


上の写真に写り込んでいましたが、
華東地区の中国人に人気が高い三大魚といえば黄魚以外はこんなお魚。
「鲳鱼(chāng yú)マナガツオ」、「刀鱼(dāo yú)タチウオ」
「刀鱼(dāo yú)」は日本人にも馴染みがある魚かと思います。

「鲳鱼」は大きさに関わらず「红烧(hóng shāo)」または「清蒸(qīng zhēng)」、
「刀鱼」は大きさに関わらず「红烧」「清蒸」「干煎(gān jiān)」
「黄鱼」は小さいと「椒盐」「干煎(gān jiān)」、
大きい場合は「红烧」「清蒸」と選択することが多いです。

「清蒸(qīng zhēng)」とは皿に魚を乗せ醤油ベースまたは塩のみで蒸した調理法、
「干煎(gān jiān)」とは少量の油で焼き上げる調理法です。

「清蒸」は素材の味がダイレクトに伝わる調理法なので、
魚が冷凍物の場合は避けましょう。冷凍ものの場合は「红烧」が無難です。

写真に写り込んでいる魚を紹介。
中央の茶色っぽい魚は「舌头鱼(shé tou yú)舌平目」、その下は「鲷鱼(diāo yú)鯛」。
しかしながら近所の市場では扱われる機会は非常に珍しい部類です。
鱗が焼けておらず、鮮やかなピンク色なので天然モノかも知れません。

あとは時期によってヒラメやカレイ、イボダイ(もち魚)、
ホウボウやカナガシラ等が稀に売られています。

お魚天国の長崎人からすると、少々物足りない上海で目にする魚。
やはり野生で活きのいいピチピチ鮮魚を食べたいのでした。

今日の振り返り!中国語発声

野生 (yě shēng) 野生

黄鱼 (huáng yú) フウセイ

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