彼は中国人を地方へ呼び込む切り札なのかも知れません。

ココ半年から一年の間で上海の街で見かけるようになった、
日本でお馴染みキャラクター。
地下鉄のホームに看板でも紹介されている彼はそう、「くまモン」

看板は、くまモンの中国巡遊記の展示会の紹介。
上海でくまモンを使った展示会を行うようです。
熊本県、中々のキャンペーン上手!

看板の中央にある「酷MA萌(kù MA méng)」で「くまモン」と表現しているようですが、
もう一つ「熊本熊(Xióng běn xióng)」でも「くまモン」と表現するようです。

「酷MA萌(kù MA méng)」の発音は「くまモン」と音が似ていて、
「酷(kù)」には「クール」の意味が「萌(méng)」は日本と同じ「もえ」な意味があり、
「くまモン」のキャラ印象から、ネーミングに使われているようです。

別の場所になるのですが、上海のファミリーマートのポイントを貯めて、
キャンペーングッズと交換できるキャラクターとしても登場した「くまモン」

そして中国人に対して認知度が上がっている証拠に、
ダンディー中国人が覗き込んでいる、UFOキャッチャーの中にも、
「くまモン」が、ぬいぐるみとして登場!!
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・・・あれっ?
この「くまモン」どっちかと言うと「にせモン」か「ぱちモン」な表情ですが、
人気が出てくるとこんな、類似品も目にするようになる中国。

いずれにしても熊本のキャラと知らない中国人でも「くまモン」を目にする事で、
キャラを通じて熊本を知ってもらうキッカケになります。
そのキッカケから熊本に興味を持って、今度九州へ旅行にでも。
と繋がれば、「くまモン」の上海でのキャンペーン活動は、
かなり効果と言えそうです。

偶然ですが「くまモン」にしても「ドラえもん」にしても、
「もん」が付くキャラクター、中国で人気が高いですね。

今日の振り返り!中国語音声

熊本熊 (Xióng běn xióng) くまもん

酷MA萌 (kù MA méng) くまもん