中国でもリメイクされる程の人気です。

街を歩くと今の中国のトレンドが分かる。そんな事が多くあるのですが、
最近の上海レストランで流行のキャッチコピーがあります。

急激に多く見かけるようになった単語が「深夜食堂」
この単語、ご存知の方も多いと思いますが、
日本発の漫画で、テレビ東京系列でドラマ化された「深夜食堂」の事。

中国では「深夜食堂」の漫画は中国語翻訳版が販売され、
日本のドラマ自体も中国では人気の高いドラマ。
中国人から「第四シーズン見た?」と逆に質問を受けるほど。

居酒屋的な個人食堂を中心に進む人情的な話と、コンパクトにまとまった展開、
食が好きな中国人からすると料理が話のキーを握っている点など、
もともと日本好きな中国人から広まったと想像できるのですが、
現在の中国では知名度が高い日本のドラマとなっています。

人気の高さを裏付けるかのように、
中国では「深夜食堂」のリメイク版が放映される程。
意外な部分で日本の文化を受け入れているのです。

そんな背景も相まって、中国のレストランの外観には、
「深夜食堂」をイメージ戦略として使っている店舗が急増中。
日本食を提供している、していないに関わらず「深夜食堂」の言葉を、
店舗で全面的に使って集客活動に勤しんでいるのです。

元々「食堂(shí táng)」の中国語の雰囲気は、
「安い大衆的な場所」というイメージがあり、
中国で自ら「食堂」を名乗る店は少なく、良いイメージがありませんでした。

日本のドラマが中国の「食堂」のイメージを大きく変えたように感じます。
言葉は時代とともに変わる生き物なのかも知れません。

今日の振り返り!中国語音声

深夜食堂 (shēn yè shí táng) 深夜食堂
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2016/12/851-01-shenyeshitang.mp3

电视剧 (diàn shì jù) ドラマ
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2016/12/851-02-dianshiju.mp3

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