梅雨に入った上海。平日週末問わずに、
シトシトと小雨、ザーザーと大雨な上海。
この雨が収まると灼熱の夏がコンニチハ!とやってきます。

そんな梅雨の上海に夏を先取りしている場所、
それは野菜市場。

上海にもビニール栽培もあるのでしょうが、
露地物の野菜が多いので旬が分かって、
本来の野菜の時期が勉強になります。

そんな野菜市場に立ち寄るとチラホラ夏の野菜が登場中。

個人的に夏野菜でダントツに好きな野菜。
それはニガウリ、ゴーヤです。
中国語でもそのまま「苦瓜(kǔ guā)」と呼ばれます。

「瓜(guā)」は、日本語でもお馴染みのウリのこと。
野菜や果物にはこのウリ科が多いので、
多くの野菜や果物の名称に、この「瓜」を見ることができます。
中国語の単語を関連付けて覚えるにはうってつけですね。

例えば、「南瓜(nán guā)かぼちゃ」,「黄瓜(huáng guā)きゅうり」,
「丝瓜(sī guā)へちま」,「冬瓜(dōng guā)とうがん」,
「西瓜(xī guā)スイカ」,「木瓜(mù guā)パパイヤ」などなど。

このように関連付けて覚えると、
メニューに写真が載ってないレストランで、
何となく料理に何を使っているのかが想像できる。

結構これ注文する時に大切なこと。
レストランの注文で写真や日本語がないと、
諦める日本人が多いですが、もし黄瓜と書いている。

「きゅうり」がメインの料理っていえば、前菜だな。
なんて感じ。

慣れると、「冬瓜(dōng guā)」って、煮込みかスープが多いし。
とある程度素材で料理が分かります。

紹介したニガウリは結構、料理の守備範囲が広い素材。
こんなTHEそのままニガウリは、前菜。塩もみしてごま油で味付け。

細切り豚肉と炒めもの。玉子でとじてオムレツ。
みじん切りやぶつ切りにしてスープに。
そして垂れ幕に書かれている通り、ビールにニガウリ。
ニガウリでビールを作っているんです。

初めて見たのは旅行先の世界遺産平遥。
残念ながら上海では見かけないのですが、
山西、河北、北京などで見かけるブランド。
試しに飲みましたが苦い、という感じはなかったです。

ニガウリは利尿作用もあるので、
夏に取り過ぎた水分のブクブクむくみを解消してくれます。
チョット苦いと言わずに、たまに試してみてはイカがでしょうか?

今日の振り返り中国語音源

苦瓜 (kǔ guā) ゴーヤ
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2015/07/484-01-kugua.mp3

蔬菜 (shū cài) 野菜
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2015/07/484-02-shucai.mp3

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