「烧烤 (shāo kǎo) バーベキュー」の音声は以下をクリック。

一泊二日の小旅行を終えた一行は無事に北京へ。
遅く起きた朝の移動は、北京に到着する頃には、
既に夕方16時。今日も上海人の友人宅にお泊り。

夕食を軽く済ませた後、
上海人の自宅近くのオススメの焼き物料理へ。

夕食を友人の日本人ご夫婦と食した後だったのですが、
上海人の友人がどうしても食べさせたい、という事で軽く味わうことに。

この上海人、食べることには中々ウルサイ。
日本に住んでいた時も、多国籍レストランを出していた程の腕前。
上海人男性は料理を出来る人が多いです。

友人に連れて行かれた場所は、何の変哲もない路上で焼き物をしている店。
中国で俗にいう「烧烤(shāo kǎo)」と呼ばれる炭火焼きの店。
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日本の炭火焼きと違いは、塩コショウだけではなく、
クミンや唐辛子などを使ったスパイシーな味付け。

日本の焼き鳥とはサイズが違い、一本でカナリのボリューム感。
徐々にこんがりときつね色に仕上がってきました。
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初夏の路上で真っ赤に燃え盛る炭火を相手に、
青年はただヒタスラに手際よく串を焼いていきます。

焼き方を担当するこの青年、白い帽子をかぶっていますが、
イスラム教徒の証。中国の少数民族で回族(Huízú)と呼ばれます。
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回族はイスラム教徒のため、
豚肉は食さずに、牛、羊、鳥をメインに食し、
ラマダンと呼ばれる断食の時期になると日差しが上がる日中は、
一切の食事を取りません。水すら取らない人も。

そんな少数民族、回族はもっぱら青海省と呼ばれる場所や、
新疆地区、銀川、蘭州などの内陸部に多くに住んでいるのですが、
都心部に出稼ぎに来てこのような焼き物をメインとする店や、
牛肉麺とよばれる蘭州地方が有名な麺の店舗で働き、仕送りをしているのです。

そんな回族の青年が焼き上げた羊肉串。
友人のオススメだけあって臭みがなく、焼き具合も最高。

夕食はこっちでも良かったのは?と思ってしまう位、串を次々に頬張ってしまう味付け。
折角の中国。日本では数少ないかと思いますが、こんな野性味あふれる焼き物料理、如何でしょう。
このダイナミックさと色々な民族と出会えることが、中国の魅力の一つなのです。

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