「司机 (sī jī) 運転手」の音声は以下をクリック。

日本ではラーメン屋やランチの美味い名店は、
タクシー運転手に聞け。そんな言葉があるかと思います。

中国でも同じ。
彼ら運転手に聞くと名店と巡りあうチャンスが。

「司机,你住在哪里?
(sī jī,nǐ zhù zài nǎ li?)
運転手さん、何処に住んでるの?」

この質問で、運転手が上海の何処のエリア、
長寧区、浦東区、宝山区、黄浦区、虹口区などなど、
住んでいるかが分かります。

住んでいるエリアは彼らにとって庭のようなもの。
そんなエリアの情報を収集できます。

「中午在哪里吃了饭?
(zhōng wǔ zài nǎ li chī le fàn)
今日のお昼は何処で食事をしたの?」

「有没有推荐的餐厅?
(yǒu méi yǒu tuī jiàn de cān tīng)
オススメの店ってありますか?」

こんな質問を投げかけを、何人かにしていくと、
同じエリアに住む運転手で同じ名前の店、店の名前が分からない場合もあり、
そんな時は道の名前を教えてもらえる事がありますが、
同じ名前が数名の運転手から出てくれば締めたもの。

推薦が多くでてきた店には、
潜入捜査をしてみることにしています。

24時間近く運転をする彼らにとっては、
味、ボリューム、価格の三拍子が揃っている店を紹介してくれる場合が。

今回多くの運転手が名前を上げた、虹口区にある名店へ潜入。

店構えはこんな感じです。
タクシーがお行儀よく停車。運転手の割合が情報通りに多い。
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LEDの広告には「20年老店」の文字。
老店(lǎo diàn)とは、老舗の意味。
20年も営業している、というのは中国では奇跡に近いです。

運転手が多いだけあって「司机之家」とも書かれています。
司机之家(sī jī zhī jiā)運転手の家の意味。
運転手が足繁く通っているのが分かりますね。
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メニュー表はなく、中国語の羅列のみ。
このメニューを見て、どの位何の食材か分かりますか?
中国語の勉強に打って付け。

価格は11元から高くても17元と良心的な価格帯。
料理は麺もしくはご飯の二種類から選択が可能。
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私は今回季節料理で別に貼りだされていた、
青豆炒蛋(qīng dòu chǎo dàn)グリンピースの卵炒め
11元をチョイス。

不吃辣,请说一声。
(bù chī là,qǐng shuō yì shēng)
辛いのを食べたくない場合は、一声かけて下さい。

唐辛子が要らない場合は、
厨房に一言声をかけましょう。
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待つこと10分。出てきました、ローカルB級グルメ。

緑鮮やかなグリンピースの色と、卵の黄色い発色。
ご飯は、中国ローカル特有の、ちょっと黄ばんだご飯。
ローカルのご飯はこんな感じ。ちなみにおかわりは自由です。

おかずのボリューム見てください、丼一杯。
普通だったら何回でもご飯のおかわりしちゃうボリューム。

ただし、今回はご飯に期待できないのでビールも追加。
お酒で一杯やることに。
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しかしビールは店内で販売していないので、
近所の店から持ち込みましょう。

早速の味は至ってシンプル。
グリンピースのプチプチとした歯ごたえと、
卵の炒め具合が非常にマッチしてビールが進みました。

食事をしている間も引っ切り無しに運転手が入ってきて、
ガッツリ食事を取って仕事に戻っていました。

運転手が多いだけありお湯を自由にもらえるサービスも。

一般的に運転手はお茶ボトルを持参。
運転中にお茶を飲みながら運転しているのですが、
お湯を供給してくれる店や場所を彼らはしっかり記憶していて、

この店でもコーヒー瓶のマイお茶容器に、
トクトクとなみなみにお湯を追加していました。

食後は店先で運転手同士が談笑。
今日の売上やら情報交換を楽しげにしているようでした。
ローカル運転手の出向くお店、興味があれば訪れて見て下さい。
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食後に満腹になった運転手はワンサカいますので、
帰りの移動も楽にできちゃいますよ。

鸿运饮食店
虹口区祥德路150号
地図はコチラから

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