運命の赤い糸。日本では男性と女性の小指から、見えない糸がそれぞれ縁の有る異性に繋がっている・・・そんなロマンチックな話し一度は聞いた事があるかと思います。

この赤い糸伝説、ソモソモ中国から日本に伝来された話し。中国では手首や足首に赤い糸で結った、ミサンガ状の紐を付けています。この紐には純金の粒が付けられています。

赤と金は中国伝来の縁起を担いだ物。切っても切り離せない関係の色です。友人の微信にアップされていた写真。こんな感じに自分の好きな金の粒をセレクト。

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金は純金専門店で手軽にGET。

日々金の価格は変動しますので、ちょっと買いたいな、、、と計画を立てて、価格が下がったら直ぐ購入!のようです。肝心の紐の部分は街の至る所で、屋台を開く店主がスタンバイ。

強いこだわりが無ければ、何処の店舗でも殆ど同じ差不多。金と紐を揃えたら、ミサンガ状に作りこんで、手首や足首に付けています。
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この足首というのがポイント。元々の縁を繋げる赤い糸は足から発生している、という言い伝えもあり、足に身に付ける人がいるんですね。

当然足首ではなく手首に身に付ける人や、足も手首にも身に付ける人がいます。
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付けている人には、実は三種類の意味が。既にお付き合いをしていて、彼氏彼女同士で同じように身に付けることで日頃離れていても、お互いが通じあっている、という事を表現しています。

もう一つの意味は、未だ彼氏彼女、意中の人が見つかってない人。身に付ける事で、現在彼氏彼女を募集中!を表現。一種のお守りのような感じ。身に付けると見つかる!と言うことのようです。

その為、生まれたばかりの子供に、この赤い糸を付けている場合は、将来結婚できますように・・・という願いを込めています。この二つはどちらも、ご紹介した赤い糸伝説。

そしてもう一つは家族で身に付ける場合。異性を探す以外に、実は平穏な暮らしを希望する為、家族で身につける場合があります。
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平平安安(píng píng ān ān)、平穏で穏やかで無事な生活を希望する際に、この赤い糸で出来たミサンガを身に付ける場合が。

この場合は赤は女性が身につけ、男性は赤では無くても良いようです。一つの同じ願いの為に身に着けている、という要素が強いようです。

今日の振り返り!中国語発声

红线 (hóng xiàn) 男女の縁/赤い糸