日本人が思いつく中国っぽい食べ物というと、
やはり「餃子」ではないでしょうか。

この餃子と中国人の関係を勘違いしている日本人も意外と多いようです。
そんな私も中国で生活する前までは、正直よく知りませんでしたし、
日本で見かけるネタが正しいと思っていました。

まず中国で餃子と言えば何か?
日本でいう焼き餃子でも、蒸し餃子でもなく、
何はともあれ「水饺(shuǐ jiǎo)水餃子」。
P6220113

中国人にとって「水餃子=餃子」なのです。
その次にセイロで蒸した蒸し餃子や、
鉄板で豪快に焼き上げる焼き餃子の順となります。

中国大陸の人達が餃子を主食として食べるのか?
答えは中国全土ではありません。

東北三省と呼ばれる地域を中心とする北のエリアが餃子をよく食します。
青海省や甘粛省などは宗教の関係上、豚肉を食せない人達も多いため、
このようなエリアは牛肉を餡にした「牛肉水餃子」を食べたりします。

北以外のエリアの中国人は何を食べるのか?
水餃子の替りに南のエリアは「馄饨(hún tún)ワンタン」を好んで食します。
上海近郊ですと「小笼包(xiǎo lóng bāo)小籠包」なんていうのもあります。

もちろん上海でも水餃子専門店や、
東北地方料理店などでは水餃子を食べる事ができます。

水餃子はご飯と一緒に食べません。餃子定食は日本だけ。
水餃子は主食でありおかずであります。他の料理と共に水餃子を食します。
ビールや白酒と食す場合はあっても、水餃子と白ご飯の取り合わせはありません。

水餃子にはある程度、味つけがなされていますが、
黒酢や食べるラー油、醤油、細かくすられたニンニクなどを、
小皿に混ぜて食すのが一般的。

東北地方に行くと、何故かテーブルにそのままのニンニクが。
これはニンニクの粒をもぎ取って、皮を剥いた生のニンニクをカリッ!と、
生のまま食べる習慣があるため。
P6220111

テーブルの上に生にんにくがゴロリと置いてあると、
東北地方に来たなーと何となく感傷的になる瞬間です。

中国の餃子にまつわるお話でしたが、日本の餃子の感覚とは、
少々違う部分もあります。お互いの国の差を知る、
互いを認め合い知る為にも必要な事だと思います。

今日の無料!振り返り中国語音源

大蒜 (dà suàn) ニンニク

水饺 (shuǐ jiǎo) 水餃子

スポンサーリンク