今週末から中国は三連休。土曜は普通の休みですが、日曜は国際児童節、月曜は端午節となっています。端午節を控えて中国の街は、徐々に端午節の準備中。

中国の一般的な端午節にちなんだ品物は、粽子、艾叶の二つが街に溢れ始めます。

粽子(zòng zi)とは、チマキのこと。

日本と同じ笹の葉にもち米を巻いて蒸し上げるのですが、日本と違うのはもち米が醤油ベースで味付け。もち米の中には豚肉や塩漬けされたアヒルの卵など、具材が盛りだくさん。

かなりのボリュームがあり、おやつというより、食事として楽しめます。

今週特に週末当たりになると、こんな大鍋を広げて、お母さんが熟練の技で一つ一つ巻き上げていきます。

昔ながらのホーロも未だに健在。上海から少し離れた市外に行けば、まだまだこんな風景が残っています。上海からアクセスが良いポイントとしては、嘉定区か金山区などがおすすめです。

日本のチマキには具材がないよ、と伝えると、「ウマイの?」と質問を返されました。日本のは日本のでウマイですけどね。

艾叶(ài yè)とは、菖蒲やヨモギ葉のこと。

自宅玄関に葉っぱを飾り付けて、無病息災、魔除けの意味があります。

日本だとお風呂に入れたりしますが、湯船が少なくシャワーオンリーが多い中国では、飾り付けるだけが一般的。艾叶は野菜市場で購入が可能。端午節の数日前から購入することが可能。

また龙舟(lóng zhōu)ドラゴンボートレースが開催。ドラゴンボートレースは日本だとペーロン。上海近郊でも開催されています。

日本人には中国の端午節はあまり関係が少ないですが、街中に溢れ出すチマキを食べて、チョットだけで中国の雰囲気を触れてみるのもいいのでは?

今日の振り返り!中国語発声

端午節 (Duān wǔ jié) 端午節
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