ひげのおじ様マークでお馴染みの、プリングルス。ここ中国上海でも販売してます。中国語名は品客(Pǐn kè)似た音を充てていますね。

パリパリサクサク、あの触感たまりませーーん。オリジナルの塩味は当然販売されていますが、日本でも定番のサワー味、チーズ味から、海苔味、BBQ味などを中国では展開。一つの味付けのプリングルスのパッケージデザインが、他の味付けと少々違って、中国人を意識していたのでご紹介。それはトマト味のプリングルス。

パッケージには確かにトマトの画が描かれていますが、連なって並ぶこのトマト。一つ一つがトマトと思いきや、薄っすら横線が入って、中国伝統の灯笼(dēng long)になっています。

考えましたねプリングルス。提灯とトマトをイメージさせて、身近に感じさせるためなんでしょう。意外と日系メーカーより、欧米メーカのほうが、しっかりと中国人ウケをしそうな戦略の商品ラインナップ。

日本人は顔つきが黄色人種の中国人の性格を、どうしても住んでいる距離も近く、同じ漢字を使う文化圏のせいもあり、似たような性格とどうしても勘違いしがち。彼れの性格や思考は日本人よりも、本来は欧米人に近い場合がよっぽど多いと思うのですが。

ちなみに、トマトの中国語にはもうひとつ、西红柿(xī hóng shì)という呼び方も。一般的には番茄(fān qié)を目にする機会が多いですし、トマトケチャップは番茄酱(fān qié jiàng)、トマトジュースは番茄汁(fān qié zhī)と呼ばれるので、メジャーなのは番茄。

ただしこんな呼び名も地方地方で異なり、目にする機会も場所によって様々です。余裕があれば頭の隅っこに、西红柿の漢字イメージだけでも残しておきましょう。

今日の振り返り!中国語発声

番茄 (fān qié) トマト
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2014/05/fanqie.mp3

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