ところで実際に部屋を借りるとして、一体幾らぐらいが相場なの?と、思われるローカル住宅住宅希望者の方もいるかと思います。

一般的に日本人駐在員の家賃相場は、記事を書いている2015年時点では8000元から20000元程度のようです。単身赴任者、家族同伴などで部屋の大きさも違ってきますし、日本人が多く住む虹橋や浦東等だと紹介したような価格帯。

しかし留学生にはそんなお金出せませんよね?半年の学費が2万元からお釣りがくるのですから。それに一般的な駐在員の家賃は会社からの全額負担。

ちなみにこの会社負担を上手く活用して、借りている部屋を自分名義や知り合い名義にしてローンを組んで購入。ローンをコッソリ会社負担を使って払っているそんな駐在員も。※どの会社も「我が社にはいない!」と思っているようです。

さて留学生が上海で住むエリアと言えば一般的に大学が多い、浦東区、虹口区、楊浦区、徐家区周辺になると思いますが、今回撮影した写真は虹口区のある不動産屋価格表です。

窓に貼られる不動産は「租(zū)貸出」と「买(mǎi)売出」の二種類。○○元が買い告知、○○万などが売り告知の価格です。

チラシの上から内容を紹介すると商业一村,金宏苑などは建屋の住所や区域、マンション名。ここにある○○村は、区域を表しています。

「一室户」、「二房二厅」、「一室一厅」という表示は部屋の間取り。「一室户」は一部屋にチョットした小さめの台所とシャワールーム完備、「一室一厅」は一部屋(寝室)と一広間(台所やシャワールーム)。日本で言う1Kに当たります。「二房二厅」になると、二部屋とリビング、台所・シャワールーム、2LDK位でしょうか。

次は間取りの平米数と階層。6F2F、7F6Fという表示は、6階建ての建屋で紹介している部屋が何階にあるかを表しています。「6階建ての2階」や「7階建ての6階」という具合。

その次にある、南16+北10+灶5+卫4。これは南向きの部屋が16平米、北向きの部屋が10平米、キッチンが5平米、トイレ・シャワールームが4平米という具合です。数字が多いと広さが大きく、+の数が多いと間取りが多くなります。

最後が価格帯。1100元から4200元まで色々な価格帯ですが、何で価格が変わるかというと日本と同じで、間取りの大きさや部屋が何階にあるかで変わります。

低層の1階2階の場合は、治安上の問題や道路に近いと騒音などがウルサイ、路上からのニオイがしてくる等の理由で少し安価となる場合があり、また6階建て7階建ての高層の場合は、治安や騒音の問題がありませんが、
7階建て物件までエレベーターがない場合が多いので、6階や7階など最上階物件も比較的安価となります。

今日の振り返り!中国語発声

房价 (fáng jià) 住宅価格
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