無料対応は日本くらいなものでしょうか。
日本も有料対応でもいいのでは無いでしょうか。


近所の大通りの真ん中で立ち止まる中国人たち。
信号待ちかと思いますが実は横には救急車が停車。
どうやら野次馬で立ち止まっている人たちのようです。

救急車の中には横渡る人の足が見えていました。
救急車の周辺に倒れたバイクの残骸があったので、
接触事故か転倒事故のようです。

実は中国の救急車。日本と違って有料です。

2012年情報と少々古いデータですが、
浦東救急センター情報によると3 Km以内の場合は、
車両費用30元、付き添い医師費用30元の合計60元。

これとは別に検査、薬などの料金が別となり、
3Kmを越えると1 Km単位で7元が加算されるそうです。
タクシーみたいな感じですね。

中国らしいなぁと思う反面、日本も見習う余地があるのでは無いでしょうか。
それは日本で実際に救急車を呼んだ時に、あり得ないような理由があるから。

消防庁の救急車利用マニュアルに紹介されている救急車の出動理由の一例
・紙で指先を切った。血は止まっているが・・・
・海水浴に行って、日焼けした足がヒリヒリする
・今日入院予定日だから、病院に行きたい
・ヘルパーを呼んだが来てくれなかったので、代わりに救急車を呼んだ

無料だと思っているから、こんな対応も行う必要もある訳でして、
ハードルを上げて本当に必要としている患者への出動のため待機する。
有料として人材確保の費用を充てる、こんな措置でもいいように思えます。

いざという時に!中国の緊急電話

匪警 (fěi jǐng) 警察への通報 110
火警 (huǒ jǐng) 火災通報 119
急救中心 (jí jiù zhōng xīn) 緊急センター 120
交通事故 (jiāo tōng shì gù) 交通事故 122

今日の振り返り!中国語発声

救护车 (jiù hù chē) 救急車

急救中心 (jí jiù zhōng xīn) 緊急センター