ギャートルズの肉!のような食品を、中国では普通に食べてます。

前日は「羊肉涮锅」を楽しんだのですが、今夜は「东北菜(dōng běi cài)東北料理」で宴会。

私と同じタイミングで出張していた上海人の友人と、上海人が呼んだ内モンゴル族の二人の友人、四人で夕食会を開催。内モンゴル族ということもあり、お酒に強いらしくビールを水のように飲んでいたのが印象的でした。

今回の夕食会のレストランは「东北菜」。内モンゴル族の方の行きつけだったらしく、普段よく注文する料理を頼んで下さいました。

普段一緒に食事をしない中国人との会食は、自分だったら注文しない料理をチョイスする可能性があるので、新しい中華料理を知る良いチャンスになります。

今回頼んでもらった料理の中でひと際目に付いたのは、左手前の料理。これ何だか分かりますか?

肉の塊なのですが、正確には豚の骨と骨の周りの肉なのです。「酱骨头」と呼ばれる料理で、骨の周りに付いた肉と骨を醤油や八角などのスパイスと、一緒に煮込んだダイナミックな料理。

数日前に訪れた「春饼」の看板にも文字が表示されていた料理です。

これを手に持って骨の肉をむさぼり食う姿は、まさしくリアルなギャートルズ!中国人は「骨の周りの肉が美味い」という食に対する考えを持っていて、鶏肉の場合が顕著ですが「酱骨头」のように骨周りの肉が好まれます。

自分一人では量も多いので注文をしない料理ですが、今回は友人の注文のお陰で楽しむ事が出来た一品の紹介でした。

上海でも「东北菜」の店に行けば大抵は置いていますので、チャレンジしてみたい方は一度「酱骨头」注文してみて下さい。ギャートルズ的な迫力もあって写真写りもいいですよ。

今日の振り返り!中国語音声

酱骨头 (jiàng gǔ tou) 骨の醤油煮 ※音源の都合上、「tou」の音声は二声を使っています。
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2017/01/878-01-jiang4gu3tou5.mp3

东北菜 (dōng běi cài) 東北料理
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2017/01/878-02-dong1bei3cai4.mp3

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