3月に友人と訪問した蘇州日帰りの旅。
移動に利用したのは「高铁(gāo tiě)」と呼ばれる中国式新幹線でしたが、
財布に入れっぱなしだった購入チケット、改めて見てみると
意外と知られてないかも!な情報があったので、ご報告です。

チケット右上に出発口の情報表示

列車チケットの右上に書かれている、
「候车室(hòu chē shì)待合室」や「检票口(jiǎn piào kǒu)検札口」の文字。
P4013085

これ購入チケットの列車の出発口の情報。
中国の駅は出発口が非常に多く、特に上海などの大都市ですと出発口が20近くあるのですが、
到着目的地や時間帯の情報をLEDの掲示板で表示してはいるものの、
何処の出発口がどの場所にあるのかが、非常に判り難いのです。

蘇州駅の場合は出発口が一階と二階に分かれていて、
掲示板には出発口の番号表示だけ。
一階か二階かのアナウンスはなされておらず、本当に探すのが大変。

しかしチケットの「候车室」や「检票口」に印字された情報を確認すると、
自分が出発する列車の待合場所になっているので、探す心配なし。

蘇州で慌てて出発口に向かっている中国人が居たのですが、
二階ロビーを探すだけ探して、一階の事を知って走っていたようです。
なので、まずはチケット情報を確認する。必要なことですね。

会社への精算はチケットを提出

仕事をしていて出張をすると移動費の精算という面倒な作業が待っています。
中国の場合タクシーは、下車する際に貰えるレシートのような「发票(fā piào)」という品が、
領収書に代わって精算で利用ができます。

列車の場合は列車チケットが精算時に利用が可能な領収書代わり。
下車後に駅の出口で駅員が没収する場合もあるので、
没収されないように回収する必要があります。
「换给我(huàn gěi wǒ)私に返して下さい。」と言って、取り返しましょう。

今日の振り返り!中国語音源

候车室 (hòu chē shì) 待合室

检票口 (jiǎn piào kǒu) 検札口