ココ最近日本で話題沸騰しているあの家具店へ訪問してみました。
その場所とは?そうイケア(IKEA)です。

私が上海へ住み始めた2005年には既に中国へ進出。
2016年の時点で上海に3店舗、北京2店舗を中心に、
20店舗を展開中の家具を中心とした北欧メーカー。
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2005年の留学生の間ではシンプルで飽きの来ないデザインが入手できる!と
大人気だったイケア。

当時の中国、今でも多少垢抜けていませんが、
建築物から家具や衣類に至るまで日本で目にするデザインとは少々違う品が多く、
例えば建物の外壁がパルテノン神殿やロココ調の豪華絢爛なマンション、
ソファーなども金色やら高級感溢れる作りになっていたり、
洋服は「必要なの?」と思わせるワンポイント以上のパーツ類など、
日本ではお目にかけないような品が多く存在していて、
留学生の間ではデザインが大不評でした。

そんな留学生の悩みを晴らしてくれたイケアですが、
シンプルなデザインは当時の中国人には好感を得られず人気はそこそこ。

上海の残り2店舗もここ数年でオープンしたのは、
中国人の嗜好や主力な購買層がシンプル思考に変わってきた現れだともいえます。

我が家近くにオープンしたイケアへ訪問したのですが、
週末ということもあり黒山の人だかり。
それに家族連れや三世代で訪問している構成が多いようです。

引越しやマイフォーム購入を控えて家具探し。
進学準備を控えた孫におねだりされて家具探し。
そんな所なのでしょうか。

日本イケアは訪問した事はないのですが、
入店するとまずは最上階までエレベーターで移動し、
上階から順番に下の階へ移動しながらディスプレイされた商品を見ながら、
気に入った商品の番号をメモって1階の倉庫で購入という流れ。

実際にディスプレーされている品を直接手に取り、
目にすることができるのでイマジネーションが湧きやすいのも、
いいのですがイマジネーションし過ぎて疲れたのか、
ソファー、チェアーのエリアは、こんな方達が瞑想中。
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ワザワザ人前で、喧騒の中で瞑想しなくとも。と思いますが、
自宅のソファーよりも寝やすいくらいの心地よさなのでしょう。
実際、ソファーでうたた寝もしますし、チェック項目としては必要ですね。

広大な中国、地域で嗜好も違っていますので、更に購買欲が強く、
今から伸びる!という地方都市へもドンドン進出するのかも知れません。

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