紹興酒好きの会員の方がいらっしゃったので、上海夏のお酒事情をお届け。

「紹興酒」日本ではどんな飲み方をされるでしょうか?
氷砂糖を入れたり、干し梅を入れたり。紹興酒は何となく冬の飲み物。

紹興酒ブランド「古越龍山」は味が芳醇ですので、
そのまま飲んでも美味しく飲めますが、
日本で販売される紹興酒は少しキツメの味が多いように思います。

紹興酒は温めて飲むと体の芯から温まって、ポッカポカになるお酒です。
私も冬夏を問わずに愛飲しています。

では、上海人は夏になると、どうやって紹興酒を味わっているのか。

正解はコレ。

紹興酒をギンギンに冷やして飲むんです。

冷たい物は体を冷やす、という考えもあるので、常温を楽しむ中国人も大勢いますが、
この飲み方ここ数年前から始まった新しい楽しみ方。

通い慣れた舟山海鮮レストランにも常備。
準備がない場合は、私の顔をみるや、氷の中にバシャと浸けて冷やしてくれます。
ギンギンに冷えた紹興酒の瓶は、外気に触れて露が出来るほど。

ラベルには今まで冷やしていた、氷が付いて見た目も美味そう。
そんな紹興酒のお供は、茹でたピーナッツ。
少し白酒を混ぜた調味料に漬けているので風味も豊かです。

ギンギンに冷えた紹興酒と、茹でピーナッツの相性は抜群。
気が付くと紹興酒は二本目に突入!

新方式の導入で夏に冷え込む紹興酒販売に、歯止めをかけているのです。
日本語と同じ中国語「新方式(xīn fāng shì)新しい様式」。
方式は、方式、様式、やり方などの意味が含まれます。

紹興酒を楽しむ方がいらっしゃったら、
一度試して見てください。新しい境地に出会えるかも。

今日の振り返り!中国語発声

新方式 (xīn fāng shì) 新方式
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2014/08/01-xinfangshi.mp3

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