診察後、薬を飲んで咳風邪の撃退を続けているのですが、
少し心もとないので、気休めに有名所ののど飴を二種類ほど購入。

「金嗓子喉宝(jīn sǎng zi hóu bǎo)」と
「川贝味枇杷糖(chuān bèi wèi pí pa táng)」の二種類。
10元程度でスーパー、コンビニで購入可能。

いずれも主成分は植物性で漢方の一種と言ってもいいかも知れません。
金嗓子は枇杷糖に比べると薄荷の味が強め。
我の母親のお気に入りの味で帰国に併せて購入を求められるほど。

枇杷糖は名前にも書かれている通りビワの成分が入っています。
びわの葉もお茶にして飲まれたりと効能が多い植物。

薄荷成分は弱いですが、優しい味で個人的には最近のお気に入りのど飴。
ちなみにビワのど飴は、凉茶で同じみ「王老吉」ブランドの商品です。

日本ののど飴はぶどうやレモンなど果物の味付けがありますが、
中国ののど飴にはなく、果物より植物を利用した漢方寄りののど飴が主力。
日本の爆買いで人気がある「龍角散のど飴」を中国人が選択する理由が、
この辺にもあるように思えます。

金嗓子のパッケージにはマダムのカラー顔写真が載っていますが、
以前は白黒の写真でマダムではなく、研究者のメガネを掛けたおじ様の写真が、
パッケージに載っていました。

結構このようにパッケージに創業者の顔写真を載せた製品は、
食料品やレストランでは多く見られる手法の一つ。
食べるラー油などの調味料やなどで創業○○年のフレーズと共に、
見たこともない創業者の顔写真が載っています。

創業者の顔を全面にアピールすることで、消費者にメーカーの責任と
安心感を与える戦略の一つのようですが、日本ではあまり見かけない手法。

中国のスーパーで顔付きのパッケージを見かけたら、
どんな顔が載っているのか、日本土産に買ってみるといいですよ。

今日の振り返り!中国語音源

嗓子糖 (sǎng zi táng) のど飴
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2016/05/720-01-sangzitang.mp3

王老吉 (wáng lǎo jí) 王老吉※メーカー名
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2016/05/720-02-wanglaoji.mp3

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