ここ最近の中国ネット界を騒がせている漢字とがあります。画数も多いですし漢字にまつわる店舗にも訪問してみました。中国ネット民を騒がせるその漢字のピンインは「biang」とあまり見かけないピンインなのです。

中国のネットを騒がせる最強画数の漢字

書いてみるとこんな字になります。うわーお!繁体字で書くとその画数57文字、簡体字だと42文字。残念ですが、この漢字はパソコンで表示できません。

その上、お気づきの方もいるかも知れませんが、私達が普通に習う中国語のピンインにも「biáng」という音は、音階表記には存在してないのです。ちなみにこんな音。無理やり編集して作ってみました。
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2015/11/574-03-biáng.mp3

biángの漢字は一体どんな意味なのか

この漢字に一体どんな意味があるのかというと、陝西名物の「陕西油泼扯面(Shǎn xī yóu pō chě miàn)」と呼ばれる、平打ち麺の別名称に使われている漢字。

そもそも何でこんな音なのかというと、麺を平たく伸ばすときの音、オノマトペを表現しているらしいのですが、そんなオノマトペがなんでこんな複雑な漢字で表現されるんだ!?と疑問が頭に浮かび上がります。

この麺以外には使用されていないようですが、この漢字が読めない!とか、面白い!とか、何て意味なの!ってな具合で中国人の間で、ワーワー言われています。

画数が多い訳なのでネットで漢字の表示ができないので、検索するときは「biáng」とピンイン入力。

噂のbiáng biáng麺を食べてみた

この噂の「biáng biáng麺」上海の数カ所で食すこともでき、今回は評判の良かった店を訪問です。

人民広場近くの福州路裏手にある、その名も「西安小吃biáng biáng面」一杯20元の「biáng biáng面」を唐辛子抜きでオーダー。

中華のジャージャー麺で使われるような、味噌と豚ひき肉と椎茸が入った餡と、中国では一般的な卵とトマトの炒めものの餡が、ダブルで麺の上に掛かっています。色合いもいいですね。

「よく混ぜて食してね」とオーナーに言われ混ぜてみたのですが麺が非常に幅広!広すぎて「すすって」食すことができませんでした。

ナゼか中国の内陸部で多く販売している「パイナップルビール」が置いてある!パイナップルビールと言ってもアルコール度は殆どなし。バックパックした時に飲んだ懐かしい味とも出会えました。

たぶんオーナーが西安人なんでしょう、麺以外にも現地の味を再現している店舗なのでした。

店名:西安小吃biáng biáng面
住所:黄浦区昭通路20号(福州路と河南中路の交差点から少し南下)
地図:地図はココから

【動画】別の店舗でも「ビャンビャン麺」を食べてみた

今日の無料!振り返り中国語音源

biáng biáng面 (biáng biáng miàn) ビェンビェン麺
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2015/11/574-01-biángbiángmian.mp3

西安 (Xī ān) 西安
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2015/11/574-02-xian.mp3

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