掴みどころの無い中国人。どうやって信用し合えばいいのだろうか。そんなお悩みの人も多いかと思います。私の経験上の話しで、万能対応な方法ではないですが、信用できない中国人の見分け方と、中国人との接し方や関係の作り方をレストランを例にご紹介します。

初対面で友人ですねと言う注意したい中国人

初めに気をつけた方がいい中国人。スグに「私達は親友です、友達です」と言ってくる中国人。かなり少なくなりましたが、天然記念物級ですがたまに生息しています。基本的に、中国人に限らずコンナ人は警戒しましょう。。

私を信用して下さいと懇願する中国人

「信用してください」とスグに言う人。これも中国人に限らず怪しい場合が多い。距離を取ったほうが正解ですね。

勝手な自己解釈と言い方が強引な中国人

勝手な自己解釈が多く、言い訳が多く強引。面子を気にする文化圏ではありますが、言い訳が多い、勝手な自己解釈ばかりする中国人も多々。強引過ぎると互いの会話が成立しないので、距離をおいた方がベターです。

レストランスタッフと距離の縮め方

さて、中国のレストランに足を運ぶと、サービス業と言えども、サービスの欠片もない、そんな状況に遭遇することもあると思います。

一番良いのは笑顔溢れる対応の店を選択することですが、そんな笑顔溢れる店でも笑顔が溢れない店でも関係がコチラの努力次第で、グンッと変わってきます。

私は気に入った店が見つかると、こんな方法で距離を縮めていきます。

まず初め。自分の顔を覚えてもらうまで、週に何回も足を運ぶ。これを続けると、嫌でも顔を覚えてもらえます。笑顔が無かった店員に笑顔が出始める場合も。

顔を覚えてもらう為に、ヒタスラ同じ料理を注文を行い、「コイツ=この料理」と覚えてもらう。場合によっては毎日でも通います。

そのうち、来店するだけで注文が通るようになるとシメたもの。こうなると週1回や二週間に1回の頻度に来店回数を減らしても、笑顔で出迎えてくれます。

次のステップ。端数のお釣りはもらわない。たまにタバコ等の差し入れをする。

店に対してなんでこっちがソコまでするんだ。と思うかも知れませんが、ボディーブローのように後で効いてくるこの対応。

97元や48元、40元の支払いの場合、お釣りが発生します。そんな時は100元札や50元を差し出してお釣りはもらわず、スタコラ帰りましょう。

顔見知りでない状態でコレをすると、ただの気前のいい人で終了。注意が必要です。

顔なじみになった後でこれをすると、次回から端数を向こうが値引いてくれたり、場合によっては全部タダにしてくれたりします。他には特別に一品サービスをしてくれることも。

面白いのですが、向こうが割引してくれた次は、コチラも割引前に端数を貰うのを辞める。そうするとお互いが交互に譲りあう関係が生まれます。

コレ中国人同士が食事をしてオゴリ合う関係と同じ状況。今日はコッチ、次は相手。こんな関係を徐々に続けましょう。

写真のタバコなど、大きく割り引いてもらった際は、スタッフ向けにタバコを差し出すようにしています。そうすると相手も悪い気がしないので、また厚くもてなしてくれたりします。
中国人と関係を作るツールのタバコ

タバコがよほど嬉しかったのか、話したことがない店員が、急に話しかけてくる場合も。

この関係ができると無理も聞いてくれますし、常連客扱いをしてくれ、友人を招待してもてなす場合など、最大限コチラの無理を聞いてくれたりします。

多少時間が掛かりますが、こうして関係作りをするのも、中国に住んでいる一つの楽しみといっても良いでしょう。

行きつけの舟山料理店を例に出すと、年に一度、春節の店開きの際は必ず連絡があり、ご招待を受けます。食べ物、飲み物全て無料。なじみ客が一同に集まります。

通常訪問時は必ず何かしらサービス品があり、料金の割引もしくは無料の場合がある。席が空いてない場合、優先して座席手配をしてくれる。

彼らからすると外国人である日本人が常連客だというのは、実は中国人以外から評価され悪い気持ちはしません。また店舗のオーナーやスタッフが外国人だろうと平等に扱ってくれる、当たり前のようで中々難しいサービスを受けられます。

話せなくともまず顔を覚えてもらい、关系を作っていきましょう。きっと新しい発見や出会い、面白い出来事に遭遇するようになりますよ。

関係を表現する中国語「关系(guān xi)」

関係を表現する中国語は「关系(guān xi)」
関係があるの中国語は「有关系(yǒu guān xi)」
関係がない、差支えが無いの中国語は「没关系(méi guān xì)」
良い関係の中国語は「好关系(hǎo guān xi)」

色々な関係、築いてみてください。

今日の振り返り!中国語発声

关系 (guān xi) 関係/繋がり
※「xi」は本来は軽声ですが、音源の関係上、四声の音源を使っています。