「普陀山」と聞いて、ピンッ!と来た方は、
中国歴それも華東歴が長い方かも知れません。
今回はそんな「普陀山」と書かれた、この店舗について。
365_DSCN6940

まず「普陀山」のご説明。
上海から南下した浙江省にある地域の名前。

中国人に「一度は訪れたい!」と言わしめる
人気スポットの一つなのですが、
ここは巨大な仏様が祀られ、
それを拝みに参拝ツアーを週末敢行するほど。

上海からは車で6時間程度の移動になるので、
二泊以上の予定を経てている場合が多いですね。

時間が掛かる理由として、この「普陀山」は一つの島。
そもそも「普陀山」がある舟山地区へ向かうのに、
時間が掛かるのと、普陀山がある島へフェリーで移動という、
中々の移動を要する地区。

その為、日本人率は低く穴場でもあります。
ここのエリアの名産品。それはTHE海鮮!

上海では中々目にすることができない魚類も豊富。
海鮮LOVEな私は、年に数回訪れる楽しみの場所です。
鮮度が違うのと、大連に並んで唯一、
中国で海鮮を楽しめる場所だと思っています。

前置きが長くなりましたが、
そんな「普陀山」を掲げる店舗と言えば、海鮮レストランになります。
なのでもし「普陀山」「舟山」「沈家门」「定海」などの
名称のレストランを見かけたら海鮮と思って100%間違いないです。

この店舗にキャンペーンとして掲げてありました。

吃100送100券,多吃多送
chī yī bǎi sòng yī bǎi quàn duō chī duō sòng
100元食べたら100元券プレゼント、多く食べて多くもらおう。
365_DSCN6941

365_DSCN6942

このように食べた分だけ、食券をプレゼントして、
次回訪問に繋げようという店舗運営をよく見かけます。

食券を偽造されないか少々心配でもありますが、
多く使って貰い、次回にチャンスを繋げようとする、
激戦が続く中国らしい運営方法の一つです。

キャンペーンの中国語にもありますが、
「吃」は、食べる。
「一百」は、100の意味。注意点は読む際に「百」とせず「一百」となる点。
「送」は、プレゼントするや送る
「券」は、券や札の意味。
「多」は、多いの意味があります。

たった5つの単語ですが、この単語を上手く組み合わせるだけで、
しっかりとした意味と文が出来上がる。
こんな表現は中国語の面白い点だと思えます。

今日の振り返り!中国語発声

券 (quàn) 券/札