最近上海の地下鉄やビルの広告に頻繁に見かけるある数字。写真は最近NY市場の上場でニュースになった、タオバオモールと北京創業の京東サイト。どちらも中華系ECサイトの最大手です。
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どちらの広告でもキーポイントとなっているのは、11という数字。
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11月11日をターゲットにどちらのサイトも、トンでもない値段でたたき売りを開始。50%OFFの文字が並びます。

中国では11月11日は、光棍节(guāng gùn jié)とよばれる独身族の日。祝日でもなんでもないのですが、ここ数年前から徐々に浸透され始めた記念日。

これネットを中心に広まった習慣だと思われます。ナゼかと言えば今までは春節前が、小売業の稼ぎどきでした。

田舎に帰郷する人が大荷物を持って帰る、春節閉まる店を見越して、買いだめする。

そんな習慣から春節前は商売繁盛だったのですが、それ以外にも何か商売にならないものか。。。。。と考えられた節がある11月11日。

その為、この11月11日前になると、どこのECサイトも広告を打って出ます。

例年この光棍节はどの業者も、販売量・販売品・販売価格とも相当チカラを入れている日。

そもそも11月11日がなぜ独身族の日かというと、お分かりかも知れませんが、光棍の棍は、「棍子(gùn zi)棒」の意味があり、棒の状態がまっすぐ伸びた「1」に見えるから。

そしたら1月11日とかも当てはまるでしょ?という声が聞こえてきそうですが、

実際に1月1日は「小光棍节」1月11日や11月1日は「中光棍节」とそれぞれ呼び、一が一番多い11月11日を「大光棍节」としているようです。ゴロ遊びが好きな中国らしい記念日です。

買い物好きな中国人。会社スタッフの間では話題は11日の激安商品の購入話。「私、これ買うーー」「こっちのサイトが安かったわよー」と、お昼ごはんを食べながら、話に花を咲かせています。

今日の振り返り!中国語発声

光棍节 (guāng gùn jié) 独身日