上海虹口区。今、上海に住む日本人にはあまり、縁がない場所。

今、と付けたのはその昔、上海租界時代には、虹口区に日本人租界があったから。当時は10万人近い日本人が上海在住し、その殆どが虹口区に住んでいたと言われています。

当時の面影を残す建物や、屋根の形でお寺と分かる、東本願寺跡地もまだ虹口区にはひっそりと残っています。

そんな日本人との関係も深い虹口区には、ここ一年近く閉ざされていた名物スポットが存在します。それは魯迅公園。
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ご存知の方も多いと思いますが、日本とゆかりのある作家魯迅の名前が付いた公園。魯迅公園付近には魯迅と縁の深い、内山書店が点在していたり歴史好きには堪らないエリア。

実は魯迅公園改装工事の為、長らく休園していたのですが、久しぶりに近所を歩いていると、人の往来が。既に改装を済ませオープンしていたようです。そうと分かれば潜入です。

もし上海人の、ローカルな雰囲気を味わいたければ、魯迅公園に来てもらいたいですね。

今日も軽く20分歩いただけで、こんなスナップショットが撮れました。ピンマイクで二胡にリズムを合わせて唄う女史。右手の握りこぶしから気持ちが伝わります。
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こちらはバッテリー接続。野外カラオケ道場。野外に大型スピーカーと液晶で字幕を表示。俺の歌声を採点しろ!ばりに、熱唱。自由だなぁ。
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湖のたもとでお喋り&お茶。足元に保温便持参で、ノンビリお茶とお喋りを楽しむ中国人。
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湖をバックに、はいチーズ。エリンギみたいな髪型のマダム達でした。撮影後は一緒に確認。
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中国ゴマの鍛錬を行うお父様。カナリの手だれ。自由自在にまわしてました。
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そして今日のメインはコレ。中国人ジェントル&マダムが集い、皆で大合唱!いやー大迫力です。

ちなみに中心ではハナ肇的な方が、指揮をかって出ていました。この情熱的な動きだけでも、見ていて飽きないです。
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きっと貴方も自分だけの発見がある魯迅公園。旅行の際は是非、足を運んでみてください。

魯迅公園のアクセス方法

魯迅公園の入り口は全部で四カ所。東西南北にそれぞれ入り口がありますが、地下鉄の最寄り駅は北門、西門、南門。

北門の最寄り駅は、地下鉄四号線曲陽駅。
下車後大連西路へ進むと北門です。
地図はここから。

西門・南門の最寄り駅は、地下鉄三号線虹口サッカー場駅。
虹口サッカー場の裏手が西門、四川北路へ進むと南門です。
地図はここから。

魯迅公園の開園時間

この公園、24時間開園ではないのでご注意を。
季節によって開園時間が異なります。

4月から6月末 5時から18時
7月から9月末 5時から19時
10月から3月末 6時から18時
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今日の振り返り!中国語発声

鲁迅公园 (Lǔ xùn Gōng yuán) 魯迅公園