日本に住む友人知人に話しても信じてくれない、パイナップル中国あるあるのお話し。中国では春先から夏にかけて、パイナップルのシーズン。

パイナップルの中国語は「菠萝(bō luó)」や「凤梨(fèng lí)」と呼ばれます。時期になると店先には山のように積んだパイナップルがお目見え。日本と違って黄色いんですよ。これ完熟の証。

まるごと袋詰されて販売される中国のパイナップル

パイナップルの皮は剥きにくいので、事前に果物屋の店主が皮を丸ごと剥いて販売しています。剥かれたパイナップルは、袋に入れられ綺麗に並んで販売中。
屋台で販売される中国のパイナップル

袋詰したパイナップル

完熟すぎて芯が美味い中国のパイナップル

こんな果物天国の中国、パイナップルの味は、日本と比べられない程のお味。甘い、最高に甘いんです。その理由は完熟だからです。日本では完熟前に収穫され、大地の栄養を最後まで吸収しないまま出荷。それでは味の深みが違います。

この完熟パインの最大の特長であり美味い箇所、ズバリ芯が美味いのです。この芯、本来は筋張っていたり甘みがなかったり。そのため缶詰は芯を抜かれているのですが、完熟のパインではこの芯を食べないと勿体無いのです。

筋張っておらず、シャキシャキ。糖度も高い。日本のクセで芯を食べない人がいますが、是非一度、完熟パインの芯を試して下さい。新境地が広がりますよ。

中国と台湾で違うパイナップルの呼び名

大陸では「菠萝(bō luó)」を使い、台湾では「凤梨(fèng lí)」を使うことが多いようです。その為、台湾名物パインケーキには、凤梨の漢字が使われます。

今日の振り返り!中国語発声

菠萝/凤梨 (bō luó/fèng lí) パイナップル