「唱白脸 (chàng bái liǎn) 憎まれ役」の音声は以下から。

正月飾りの一つに京劇の面の飾りがありました。
赤、白、赤、黄色、青。お面の色、カラフルです。
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バックパック旅行で訪れた、
山西省の世界遺産の街「平遥古城(Píng yáo Gǔ chéng)」にあった京劇看板。
白い顔と赤い顔の京劇のお面が描かれていました。
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看板に書かれている「脸谱(liǎn pǔ)」とは「くま取り」の中国語。

この2種類の京劇面色を使った中国語表現が。
「唱白脸 (chàng bái liǎn) 憎まれ役を買って出る」
「唱红脸 (chàng hóng liǎn) 正義派の役割を果たす」

ここの「唱(chàng)歌う」の中国語は、京劇内の演じる事を表現しています。

なぜ中国語表現で「白が憎まれ」、「赤が正義」なのか?
京劇の「白色の面」には「陰険で腹黒い等の意味」があり、
「赤色の面」には「忠実で勇敢男気に富むの意味」があります。

その為、子どもの教育のために、
お母さんが叱り役、お父さんがナダメ役を演じる場合や、
スタッフに対して社長が怒り、副社長がおだてる場合など、
こんな時の二人の違う立場に対して使うことができます。

これ以外の京劇のお面の色にはそれぞれ意味があり、
役どころのポジションを表しています。
そこで京劇のお面の色の意味をご紹介。

红色(hóng sè)赤色

一般的:忠実で勇敢男気に富む,大部分が善人の配役。
その他:風刺の意味ある。偽った善人。
特例:老人は若々しくて健康を表す。元々悪人が良い事、お節介をする。

黑色(hēi sè)黒色

一般的:素直で意志が固い,勇猛で知恵がある。
その他:表示ずるくて油断ならない,幽霊に用いる。

白色(bái sè)白色

一般的:陰険で腹黒い;頑固で独りよがり
その他:僧侶,宦官、老人、高齢者

紫色(zǐ sè)紫色

一般的:剛直で威厳があって勇ましい,権力や身分に媚びない
その他:顔色が悪い,醜い。

黄色(huáng sè)黄色

勇猛でその上、非常に気が短い

金色(jīn sè)黄金色

一般的:仙人や人格や能力の優れた人
その他:猛者

银色(yín sè)銀色

仙人,妖怪、化け物

绿色(lǜ sè)緑色

一般的:勇猛、粗忽、無鉄砲
その他:緑林の英雄

蓝色(lán sè)青色

気丈で陰険

京劇の配役は顔の色で、どんな配役なのかが分かります。

また最近の京劇では中国語の内容が分からなくとも、
電光掲示板でセリフを表示してくれる劇場もあります。

日本の歌舞伎と同じで、中国伝統演芸、京劇。
一度は訪れてみてはどうでしょうか?
上海京剧院
上海市岳阳路168号

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