今回は改めて使う表現の場所が重要と思い返しました。

中国のテレビドラマを見ていた時に気になる表現がありました。
それは男性と女性が白酒で乾杯をしているシーン。

乾杯と言っても夜ではなく昼間の仕事の時間帯。
乾杯をしかけてきたのは女性側。仕事中で余り乾杯に乗る気ではない男性。
女性はお構いなしで乾杯を強要。

一杯、二杯は女性に付き合って乾杯をした男性なのですが、
「午後も打ち合わせがあるから」と乾杯を嫌がる男性。

三杯目の乾杯をした際に、男性は飲み干さずにコップを置いた瞬間。
男性のコップを見て女性が「养鱼呢?(yǎng yú ne)魚を飼ってるの?」と一言。

「养鱼(yang yú)魚を飼ってる」という意味なのですが、
白酒が残ったコップに対してこのフレーズを使った女性。

ここで使った意味は、コップで魚を飼うという意味ではなく、
お分かりと思いますが、これって例え話です。

飲み干さなかった男性に対して、お酒を飲み干して欲しかった女性。

女性はお酒を残した男性に対して「お酒が残っているコップの中で魚が飼える」と、
湾曲的に「飲み干してよ」と、男性に伝えているのです。

ここで改めて思った事。

知っている単語をフル回転すれば、笑いやセンスある表現って出来るという事。

「养鱼」は宴会、お酒に関係ない単語かも知れませんが、
彼女の中では、コップの中に残ったお酒で魚が飼えるとイメージができ、
とっさにそんなフレーズが出たんですね。

使う人のセンスが非常に影響するのですが、
知っている単語をうまく活用する、抑揚など表現時の声を変える、
顔の表現を変えるなどで、表現の幅が広がると改めて思い返しました。

例えば「你(nǐ)」は「あなた」と言う意味ですが、
語尾を強めに「你」と言えば、強調した表現になりますし、
語尾を弱く軽めに「你」と言えば、失望した相手に対して言えます。

同じ「你」でも、シチュエーションに併せて抑揚を変えると、
意味が違う「你」になります。
日本語でも同じですよね?この辺はアナタのさじ加減一つです。

私が知っている事に対して、友人が質問してきた時に、
相手に対してニヤッと笑いながら「不知道(bù zhī dào)知らない」と言うと、
ワザと隠していると相手が分かるので、
「もー!教えて!」と、冗談として相手に伝わります。

このサイトで紹介してる単語も、アナタの使い方一つで、
相手を笑わす、怒らす、ジーンと感動する表現に変えることが出来るのです。
皆さんもチャレンジしてみて下さい。

今日の振り返り!中国語発声

养鱼 (yǎng yú) 魚を飼う

感动 (gǎn dòng) 感動

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