溢れかえるシェア自転車に黄色信号の予感です。
さて、今後の対応はどうなるのでしょうか?

ここ2年程度で爆発的に市場を伸ばした「シェア自転車
日本やアメリカでも中国から輸出された同様のビジネスが始まり、
新しい広がりを見せていますが、中国でも新しい転換期を迎えているようです。

我が家の「小区(xiǎo qū)住宅の共同エリア」にも、
「シェア自転車」の利用者が多くいるのですが、
今回「シェア自転車」に乗りながら小区の門を進んできたマダムに対して、
保安の方が一言「進入禁止!」と叫んでいました。
マダムも素直に自転車から降りて、門の前に停車し路上に放置。

どうやら小区内に「シェア自転車」乗り入れが禁止になったようです。
実際に小区内に停車されている状態はこんな感じ。

これは「シェア自転車」を自家用にしたいが為に、
分かり難い場所に隠すように置いているのですが、
「シェア自転車」はGPS内蔵ですので位置が分かるんですけどね。

放置状態や自家用目的で小区内に乗り入れたまま利用をしないなど、
結局は放置状態の「シェア自転車」が多くなり、
その後の始末を行うのは保安や物業管理と呼ばれる小区を管理される方達の仕事。

住民の「シェア自転車」の扱いが悪いのでしょう、
そのため小区に乗り入れ禁止となっていました。

この小区の状況ですが、街に目を広げても同じ状況。
利用者の放置先の状態が悪い、元々放置場所が決められていないため、
好き勝手な停車状態が問題となり、そろそろ政府も動き出しています。

上海では新しい「シェア自転車」の参入が禁止になったり、
地下鉄の駅に停車している「シェア自転車」を政府が回収したり、
徐々に「シェア自転車」のあり方が変わりつつありそうです。

今日の振り返り!中国語発声

请勿进入 (qǐng wù jìn rù)  進入禁止

小区 (xiǎo qū) 住宅の共同エリア、集合地区