良いことをした気持ちにはなりますが、
今後は現金を使う方がお得感が減っていくのかも知れません。

電子マネーの躍進でキャッシュレス化が進む中国。
私もWeChatの「微信支付(wēi xìn zhī fù)WeChat Pay」利用者の一人なのですが、
支払い履歴画面に今まで無かった表示項目が増えていたのに気が付きました。

获赠公益币9枚 共117枚未捐
huò zèng gōng yì bì 9 méi gòng117 méi wèi juān
獲得「公益貨幣」9枚、合計117枚未寄付

どうやら募金のようです。中国語の意味は分かるも、
操作した事が無くどんな仕組みなのか良く分からなかったので、
実際に試してみました。

タップをして画面を進むと、こんな写真が表示されました。

表示された画面には農村の子供への寄付や自然保護を守る設備作り等、
自分が興味を持つプロジェクトに募金を行えるようになっています。
実際に私も「公益貨幣」を募金してみたのですが、
予定達成額に到達すると募金到達のお知らせが、別途送られてきます。

利用して分かったのは簡単なのですが、こんな流れのようです。
・利用者が電子マネー(WeChat Pay)を各店舗(募金加盟店)で支払う。
・支払ったタイミングで「公益貨幣」を利用者に配布。
・利用者には自分のWeChat内に「公益貨幣」がチャージされる。
・利用者は自分が興味を持った募金プロジェクトへ「公益貨幣」を募金。
・プロジェクト目標募金額が達成されると募金者へ通知。
・WeChat運営のテンセントが代わりに募金プロジェクトへ募金を実施。
・募金プロジェクト達成!バンザイ!な仕組みのようです。

中国人に話を聞くと「本当に募金プロジェクト実行されてるんすかねぇ」と、
懐疑的な回答も。私も少しだけ同じ事を考えてしまいました。

ただ何れにしても、現金で支払うとこのような募金には全く繋がらず、
同額の支払いを現金から電子マネーに変更するだけで、社会貢献に繋がる仕組み。

テンセントとすれば自社の社会貢献をアピールでき、
使用者が増えれば増えるほど、テンセント側の電子マネー利用に拍車がかかります。

電子マネー利用者の支払いが増えることでテンセント側のキャッシュフローも潤沢に。
加盟店側は印象アップに繋がりますし、利用者が増える可能性も秘めています。

利用者は手間をかけずに、募金活動に参加。
農村部の子供たちや環境保護も進み、いい事だらけ。

もちろん募金後に、ちゃんと結果が分かる仕組みだと更に良いのですが、
何れにしてもこんな好循環は中国でも日本でも広がると、
非常によい仕組みなのでは無いでしょうか?

今日の振り返り!中国語発声

捐钱 (juān qián) 募金

公益币 (gōng yì bì) 公益貨幣

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