国慶節は例年の通り、友人からの日本用品の依頼ラッシュ。
連休前に友人と食事をした際に依頼されたのは、乳児用の粉ミルクでした。

前回帰国時にも粉ミルクは頼まれたのですが、
中国で起こったメラミン問題が発端で国内メーカーの粉ミルクに不信感を持っている、
と勝手に私自身思い込んでいたのですが、それ以上に大きな問題があるとの事でした。

それは赤ん坊がどうもアレルギー体質らしく、
国内メーカーやら国外メーカーなど色々と試したが身体に合わず、
皮膚が炎症を起こしてボロボロと剥げていたのが、
試しに日本明治の「ミルフィー」というアレルギー体質の乳児向けの粉ミルクを使った所、
症状がピタッと改善されたのだとか。

依頼してきた友人自体はアレルギー体質ではないのですが、
奥さんと娘さんにはアレルギー体質が見受けられるらしく、
旅行で宿泊したホテルなども星のランクが低く定期的に掃除をしていないような場合だと、
ベッドや絨毯などのハウスダストが原因のようで、くしゃみが止まらないのだとか。

遺伝なのか環境や食品のせいなのか、
現在もハッキリとした原因特定が明確には解明されていないようですが、
中国でも徐々にアレルギー体質の人たちが増え始めているように感じます。

そんな事を考えると先行してアレルギー体質向けの製品を多く開発している日系企業は、
中国で大きな商売の種になるかも知れません。

日系というだけでブランド力、信用力がありますし、
アレルギー体質向け製品などは中国ではまだまだ少ないはず。
今までの経験を活かした商品が中国でも受け入れられるのではないでしょうか。

今日の振り返り!中国語音声

过敏 (guò mǐn) アレルギー

奶粉 (nǎi fěn) 粉ミルク