上海らしい移動手段の一つです。
一度くらいは使ってみるのもいいかも知れません。

上海市は大きく分けて2つのエリアに分かれています。
一つは浦東、もう一つは浦西。
この2つのエリアを分けているのは、黄浦江と呼ばれる河。

今でこそ上海には2つの拠点を繋ぐ橋やトンネルがありますが、
以前の上海は橋やトンネルはなく、この2つの拠点を繋いでいたのは、
こんな今でも現役の「轮渡(lún dù) フェリー/渡し船」
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黄浦江側の周辺には何箇所もこのような渡し船のチケット購入場所が建ち、
市民の大切な足として現役で利用されています。

このチケット、交通カードでの支払いで利用がOK。
利用費用は空調付きの渡し船だと人が2元、自転車が2.8元、バイクが3元。
サスガ庶民の足だけあって意外とリーズナブル。
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運行時間帯は渡し船のエリアで様々ですが5時台から9時までと、
かなりの本数でていて意外と便利。
バイクも乗車したまま渡し船に突入乗車が可能です(笑

各路線の時刻表はコチラから。

私も何度か利用した事がありますが、ノンビリと黄浦江を渡る渡し船は、
上海に住んでいても意外と利用する機会がありませんが、
浦東の景色が楽しめ、黄浦江を渡る際の風が心地よかったり、
出航を待つ上海庶民を観察ができたり、一度は挑戦して欲しい交通手段の一つ。

渡し船の注意点としては、台風や風がひどい日は浪が高くて、運行されない事がある点。
上海を訪れた際には、是非利用をしてみてください。

上海渡し船の公式サイト

今日の!振り返り中国語音源

轮渡 (lún dù) 渡し船/フェリー

黄浦江 (huáng pǔ jiāng) 黄浦江