1月2日土曜日、晴れ。
招待を受けた11時開始の百日祝い。
お祝い会場は上海の都心部からは少し離れた、
宝山区真華路のこんな建物の中にある中華料理屋「豊収日」。
上海、浙江などの料理を扱うお店です。
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主催者の友人に参加予定数を聞いてみると120とのこと。
会場はドーンと大広間!テーブルが12卓1テーブルに10席。
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今回の出席者はご夫婦の親族、友人が呼ばれての会。
仕事関係者も少しは出席していましたが、
仕事関係以上に血のつながりが強い親族や、
関係が深い友人を呼んでいるようです。
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参加人数は120名前後。
「お祝い金と費用を差し引いても5万元位は粗利がでると嬉しいな」と、
あらぬ皮算用をする主催者の友人。
出席者の数からいっても、見込める金額かも知れません。
私も忘れない内にお祝いの「红包(hóng bāo)」を渡して着席です。

ちなみに11時開始ということで、5分前に到着したのですが、
ガラーン。誰一人来ておらず!これも中国式ですね。
11時を廻った頃からバラバラと集まりだし、
ナンダカンダで12時位から箸を持ちだして開始。
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私が着席したテーブルも結局集まったのは12時過ぎ。
一部の参加者は当日キャンセルや1時間位で退席など、
この辺の堅苦しさがなく自由なのも中国らしい部分です。

中国語でいうと「随便(suí biàn)自由だ、気軽だ」という表現に当たります。

日本人だと定刻5分前には集まり、11時からピシャと開始し、
式は円滑に進み、遅刻する人は皆無に等しく、
中座など途中退席は殆ど無いというのが当然のように思えますが、
中国の場合、定刻はあって無いようなモノで、
なんとなーく、徐々に食事が始まり、気が付くと全員が集合。

友人のご両親も孫のお披露目会のために参加しています。
おっ!と思った方もいるかも知れませんが、
以前、取材でお世話になった退職ご夫婦です。
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ある程度食事が終わり始めると、パラパラと中座をする人が。
式もこの時間に終了というのもないので、
長く参加したい人は居て、帰りたい人は帰るというのが中国式。
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ちなみに同じテーブルの参加者。
12時に来て、5分で退席。理由は昨夜2時まで飲んで、
嫁さんと大げんか。今回早く帰らなければとの事。

相手のために参加をしたという「事実関係」が重要で、
参加時間など「過程」は重視しないのも中国らしさが見受けられました。
明日は式の模様をご紹介です。

今日の無料!振り返り中国語音源

随便 (suí biàn) 自由だ、気軽だ

红包 (hóng bāo) ご祝儀