562_kunsanmini
メールは仕事やプライベートでも、
一般的に利用するデジタルツールの一つですが、
中国人と仕事でメールのやり取りを始めた時に、
はてっ?という表現が飛び込んできたのを思い出しました。

それは「桑(sāng)」という表現。
何の変哲もない「桑(クワ)」。野球選手の桑田真澄の桑クワ。
「桑」という漢字の何処に疑問を感じたかというと、
こんなシチュエーションがあったのです。

私の名前が「山田」だとすると、
「山田桑」という感じでメールの本文が始まるのです。

ちなみにこの「山田」の名前は「桑」ではないです。
「桑」に関する仕事をしている訳でもない。

何度かメールを受け取って「そうなんだ」と理解をしたのですが、
この「桑」は日本語の敬称「さん」を表現するための中国語だったのです。
中国人の全てがこの「桑」を使うのではなく、
場合によっては「san」という形で使う人もいます。

「桑田さん」の場合は、「桑田桑」。
使い方に慣れないと少々妙な文面に見えてしまいます。
日本語の「ひらがな表現」を漢字に置き換えた、
中国語らしい発想の表現方法です。

なおこの敬称表現、中国人には「桑」は使わず、
「先生」や「小姐」、「总」、「老」、「小」などの一般的な表現を使います。
例えば「李先生」、「李小姐」、「李总」、「老李」、「小李」となります。

またメールでは使う頻度は高くないですが、
日本のテレビドラマなどに中国語字幕を付けている場合に、
同じく名前の後ろに「酱(jiàng)」と使う場合が。

これは日本語の「ちゃん」を中国語に訳した表現。
本来中国語にも同じような意味があり、その場合は「小」を使います。
日本的には「山田酱」、中国的には「小山田」。
「小山田」は日本人の「こやまだ」さんと勘違いしそうです。

この中国的な「小」も慣れないと勘違いをする恐れが。
中国の姓で「田」というのがあるのですが、
中国の「ちゃん」表現「小」を付けると「小田」

日本人が読むと「おだ」さんになってしまい、この「小田」からのメールを読むと、
「おだ」さんはえらく中国語がうまいなぁ。と勘違いしてしまいます。
中国的、日本的な敬称表現の違い、知っておいて損はないですね。

今日の無料!振り返り音源

桑 (sāng) さん

酱 (jiàng) ちゃん

先生 (xiān shēng) さん(男性向け)

小姐 (xiǎo jie) さん(女性向け)

スポンサーリンク